将棋の藤井聡太くんのことではありません。
本作の作者、朔(ついたち)様のことです。
少ない文字数の中に、葉太先生、桜子ちゃん、そして葉太先生の昔の恋人の人生が描かれ、シンクロしています。
また、学校の授業料の助成金についても触れられていて、
「これを高校生が書いたの?」
と、驚きを禁じ得ません。
文章力、描写力などが総じて高く、近いうちにタイトル(小説の新人賞や書籍化など)を取ってもなんら不思議はないでしょう。
寝て起きたら、上手くなるような年代ですから、カクヨムのカク人たちは皆、戦々恐々。
そう、藤井聡太くんに恐れをなす将棋界の様相です。
ただ、『大器』と言われつつも、活躍するまでに時間の掛かった豊島将之竜王名人のようなケースもありますからね。
現状に満足することなく研鑽を重ね、早期の活躍を期待します。