ラノベの世界に転生した俺はオタクの知識を駆使して物語をつくっていく。

すず

第1話 はじまり

青春なんて言葉は2次元にしか存在しないと思う。

なくてくだらないことを考えているのはやはりラノベの影響だろう。


今年高校二年生になる俺は青春なんて無縁のオタクだ。春休みに時間が出来たので(友達がいないとかじゃないよ多分)本屋で新作のラノベを買いに行っていた。


本屋につくと新作のコーナーがあったので向かっていると、何故か本のカバーに何も書かれていない本を見つけた。


だが、どこのレーベルかはオタクの俺からすると一瞬で分かった。


気になってページをめくってみると、何も書かれていなかった。やはり印刷ミス的なものだろうと思っていると、突然文字が浮かび上がってきた。


『 高校二年生の春、始業式の教室でくだらないことを考えていた。・・・』


正確には覚えていないがその後、視界がぼやけて気がついたら教室に座っていた。

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ラノベの世界に転生した俺はオタクの知識を駆使して物語をつくっていく。 すず @siraiarisa

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