第7話ボス戦【一】

ステータスの振り分けを終え俺は立ち上がり経験値稼ぎの為に狩りをする為に移動を開始した。

 狩りと言っても俺のAGIと<黒き剣>の刃翼で走しってるとモンスターが居ても走り抜けたら死ぬしなぁ…


 〈スキル<鎌鼬かまいたち>を獲得〉


 おっ、やっとかこんな感じのスキルが手に入るだろうとは思ってたけど<鎌鼬かまいたち>かどういう効果なんだろか

 俺は走りながらスキルの効果を確認した。


 スキル<鎌鼬かまいたち>

 〔効果〕

 発動してから一定時間周りに刃の風を起こす

 〔入手条件〕

 AGI 250以上で走りながら敵を倒す。


 なんかなんて言うんだろうThe鎌鼬みたいなスキルだな。まぁ使えるのは確かだし発動させておこう。


 俺はその勢いのまま12階層まで着いたそこからは走ってるだけで一撃で倒せた敵達も倒せなくなり戦闘が増えていた。

 そろそろ今日はダンジョンを出ようと思った。

 その時宝箱を発見してしまった!

 俺の…俺の枯れかけていた冒険心がこの目の前宝箱によって瞬く間に冒険心は爆発した。

 12階層の中を走り回り宝箱を全て開けるくらいに。




 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




「はぁ…はぁ…はぁ…」


 よっしゃあ!大量にアイテムGET!アイテム整理は後にして下の階層へ行こう。きっと下に行けば行くほど良い宝箱がある筈だ!一番下の階層を目指そう!




 _______________________




 とか甘い事考えなければ良かった…めちゃくちゃ広い空間にいる俺の目の前には


「「我が名はウロボロス」」


 とか言ってる頭やべぇ奴が居るしデカいししっぽ噛んでるし怖い。


「「我は二つで一つ個にして完璧な生物であり神だ。

 いや、神は昔の事だな。

 人間共は我が持っていた不老不死を狙い襲ってきた!憎い…!憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い……!

 ふぅ…我は復讐しようとした。だが奴・らはそれを許さなかった…その後奴・らは言ったお前自身が手を加えなければその復讐は叶うだろうとだから我は待ち続けた!ここで!この場所で!そしてお前はやって来たのだ!お前に我の復讐を達成する力はあるのか?いや、ない。我には分かるんだ試さなくてもな。奴らは我に信じ込ませたのだここに居れば我の復讐の代弁者は現れる、とな。だが、思い返せばおかしかったのだ我の居場所をすでに用意して待っていたのだからな我は最初恐れをなしたのだと思って気分を良くしてそこに入っていった…ここは長い時間をかけて。我を封印するためだったのだ…!復讐をしようと思う気持ちもここ数千年で失せた…何より復讐を成し遂げる力など残っていない。なんせ我の力はこのダンジョンに吸われたのだからな!復讐しようという気持ちは薄れど怒りは薄れぬ…この怒り最後にお前ではらさせてもらおう!」」


 はえ〜よく喋る野郎だなぁ。てか、もしやこれコイツと戦う展開か?!こんなでかいのと?!


 〈試練 〔古き龍神との戦い〕を開始します〉


「おい!お前のイライラを俺で発散させようとしてんじゃねぇ!」


「「お前は分かっていない我にとってお前は地を這う虫けら同然なのだちからな!」」


 うっわ!性格悪い奴!とりあえず体力とか色々見てみるかね

 名前しか見えない?どうゆう事だ?体力ゲージが見えない?まぁいいかとりあえず殺ってやろうかな。


「おい!ウロボロス!俺がお前を倒してやるから!お前のスキル全部俺に寄越せ!」


「「ふむ、なるほど」」


 ウロボロスは一度考えるような素振りを取りこう言った


「「面白いお前の戦いぶりで考えてやろう」」


「マジで?!言ってみるもんだなじゃ始めようぜ!」


 俺は先制攻撃を仕掛けるべく闇魔法<悪しき腕>を発動させウロボロスに飛びついた


「「なるほど無詠唱は出来ると」」


「はっは!お前は俺に自分の全ての力を渡す事になるぞ!」


「「いやそうなる事は…無い!」」


 ウロボロスは尾を噛み止めて口を開き属性のわからないブレスを仕掛けてきただが…


「遅い!」


 俺のAGIでは全然よけられる!





 そう思ってた時期が僕にもありました。


「お前そのブレス持続すんのかよ!あっつ!いった!死ぬ!」


 余裕こいてたら右脚に掠った。

 なんだそのスキル!欲しいぞ!


「いやいや!でも俺はここからだぞ!

 闇魔法<黒き剣>発動!つ づ い て!<黒き剣>重複付与!か〜ら〜の〜<鎌鼬>!ふっはははは!俺は人を辞めるぞ!ウロボロス!<闇喰>」


 俺の周囲には漆黒の闇が覆う。

 このスキルは<黒き剣>と同じく闇魔法Lv.7で手に入る

<闇喰やみばみ>


「勝ったな」


 言ってみるがウロボロスは姿を表さない。

 ホントに勝ったのか…


「「ふむ、なるほど。やるな。我も最後の力を振り絞れる位にはな」」




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