人物と作中用語

人物と作中用語(随時更新)

登場人物 ───


シオ・・・ミラー0017からやってきた青年。母と会うため旅をしている。


カショウ・・・ミラー0041に住む男。初老。この世界の仕組みを知っているらしい。


サタ・・・カショウの妻。オカルト的なことに詳しい。


オンダ・・・カショウ夫妻の“戦友”。不食。


イシロウ・・・カショウ夫妻の“戦友”。僧銀山に出家。


スム・・・美の谷の長。40代の美貌を持つ72歳。


ウシカ・・・スムの愛弟子。癒しのスキルを持つ。


ミワラ・・・カショウ夫妻の“戦友”。暇つぶしの“自主的な労働”が趣味。


フウ・・・カショウ夫妻の娘。サタが46歳の時に生まれる。




用語 ───


アウトミラー・・・ミラー都市群の外側にあるすべての土地。ミラー都市のように管理されておらず、自由と危険が併存する特殊な場所。次元の混濁がある。


異形谷・・・アウトミラーに点在する集落。集落ごとの特色が強すぎるため、孤立化が進む。


ヴァーヴ・・・脳波や脈など、あらゆる生体情報を取得し、感覚を管理するためのツール。(イメージURL:https://twitter.com/mandelbrobot/status/1270977569819508736)


エアーフィル・・・ミラー都市を覆うことで、ウイルス等の侵入を防ぐ機能。


エアーフィル境界・・・エアーフィルの内と外の境界で、汚れた空気が吹き溜まる危険な場所。


観念(の理論)・・・観念があらゆる事象、現象を起こし、物質を形作るという考え方。


クナフ・・・向精神作用のある自然植物。


自動走行車・・・人間を運ぶための公共機関。予約すればいつでも拾える。歩行区間と完全に分けられている。


ジャンプの法則・・・感覚をコントロールすることで希望の並行世界にジャンプするとされる法則。


シロ・・・ミラー0041の古い城の周りにある盛り場。“ビアガーデンと夏祭りとフードコートを足して3で割ったような場所”。


頭脳都市・・・正式名PHENO-00。略称フェノ。この世界の中枢。シオの母がいる。


僧銀山・・・ヴァーヴ感覚の達人やイシロウが住む山。


僧銀山の麓・・・“外しすぎた人々”が住む危険な異形谷。


テナガザル理論・・・望んだとおりに遺伝的変異が起こるとされる、アウトミラー独自の理論。ラマルキズムに近い。


配給制・・・コロナ後に採用された制度。ベーシックインカムの物資版。消費傾向に合わせて自動調整されるので不満が少ない。


外しすぎた人々・・・僧銀山の麓に住む、人間としての観念を外しすぎた人々。


ミラー都市・・・同じ仕様を持つ都市群。現在414都市存在する。“MIRROR-XXXX”やミラーXXXXと、連番で行政区画ナンバーがふられている。


ミラーリング都市計画・・・都市の一極集中を避けるため、頭脳都市に集積しがちなナレッジを各都市にミラーリングし、労働人口を分散させるための都市計画。


列車・・・貨物列車。人を運ばないため管理が甘い。時刻表通りに往復する。




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禍後の楽園から まんでるぶろぼっと @mandelbrobot

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