機動彼士シドー君 第一部

★シドーの小部屋★

戌「誰よあのマント。ティラだっけ？」

卯「さぁ……でもＡＷＤでも魔法使いでもないって言ってたアル」

戌「あいつ絶対宇宙人だよ……あたしの銃弾全部切り払うし手から火だの風だの出るし」

卯「そう言えば私の師も同じような力使うね」

戌「ラビットの師匠？　どんな人？」

卯「……普段は夫婦漫才食堂を月でやってるらしいネ」

戌「？　なんだそれ？」

卯「私もよく解らないね。でもそこのウェイトレスしてる奥さんがしばらく地球にいて。その時に格闘を教えてもらったね。子供五人育ててるだけあってタフだったネ」

◆ティラとドラゴンは同じ流派？

卯「あくまでティラが教えたのは格闘術、影断抜刀流は最初からドラゴンの持ちネタね」

戌「前に聞いたけど、ドラゴンって剣術道場生まれらしいよね」

◆月に人が住んでいる？

卯「ぶっちゃけコロニーだの宇宙に浮かべるより月に居住区作った方が低コストね。私は怖いから行かないアルが」

戌「何？　高所恐怖症？」

卯「ヒキガエルになるアル！」

戌「おとぎ話を信じるな！」

酉「さて『機動彼士シドーくん』第一部はこれにてお開きです」

午「俺の出番は結局なかったね！！　しかも二部は永遠の未定ね！　原作者が動いてくんないんだもん！」

未「あなたのエロい考えが漏れているからじゃないの？　三十話以降は発掘されたけれどそれでも終わっていないし」

丑「ま、続きは気長に待っててくれ。その間に『犬と猿と時々猫』や『プロトメサイア』を読んでくれていると良い補完になるぜ」

子「さりげなく宣伝すんなよぅ～そりゃ分かりやすくはなるけどさ」

寅「取り敢えずI'll be backってところだな！」

亥「じゃ、また会う日まで、ってな！」