あとがき


 午前2時を過ぎて

 思い出すあなたのこと

 窓際に寄せたダブルベッド

 余っている枕


 さよならはいつだって残酷で

 後悔ばかりが残ると思ってたけど

 あなたが置いていったぬくもりが

 今も、ここに


 隣同士で笑い合っていた

 あの頃には戻れないけど

 ふたりでみた遠い空には

 いつも優しい月が浮かんでる



 分厚い小説

 挟まった赤い栞

 あなたの跡を通り越して

 次のページをめくった


 立ち止まることを許せたとき

 物語はまた動き始める

 あなたと出会えて本当に

 私、良かった


 あなたがいない明るい未来を

 私はまた生きてゆくの

 涙を拭いて眠りについたら

 また新しい朝が待っている


 目には見えない胸に開いた穴

 ずっと消えない月みたいだ

 離れ離れで思い合って

 それぞれの日々を照らしてゆこう


 隣同士で笑い合っていた

 あの頃には戻れないけど

 ふたりでみた遠い空には

 いつも優しい月が浮かんでる


 いつも優しい月が浮かんでる


 午前2時を過ぎて

 思い出すあなたのこと

 窓際に寄せたダブルベッド

 余ってる枕



 月 / SCANDAL


 作詞:RINA

 作曲:MAMI


***********************************



 あとがき


 SCANDALのこの曲を聴いて、この物語を思い浮かべました。


 実際の曲と、この物語には、まったく関連性はございません。

 あくまで、私が個人的に思い描いただけの物語です。


 素敵な曲ですので、エンディングとして、紹介させていただきました。


 SCANDALは、私が好きなガールズバンドです。

 お気づきの方もいたかもしれませんが、物語の章のタイトルは、すべてSCANDALの曲のタイトルとなっております。

 もちろん、何度も言いますが、実際の曲との関連性はまったくありません。



 カクヨムでの初めての作品となりましたが、楽しんでいただけましたか?


 丁度、1カ月という短い執筆期間となりましたが、私は皆さまからのコメントやレビューが嬉しくて仕方がありませんでした。本当に感謝しております。


 ここまで読んでくださった読者の皆様、本当にありがとうございます。


 完結後もコメントには返信しますので、レビューやコメント、たくさんお待ちしております。


 引き続き、カクヨムでの執筆活動を続けていきます。


 次作に、今回の登場人物が現れるかも……?


 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



 著者 与田いろは

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JKの運命を変えた35歳サラリーマン 与田いろは @93-king

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