概要
終わった世界で、君に電話をかけるよ。
二〇二〇年七月一日。つい三週間前、この星は病に犯された。
『世界終末病』と呼ばれるそれは、とある異星による侵略行為らしい。
日に日に世界は、地球では解明できない超科学のワープホールとやらで小刻みに抉り取られている。
削り取られた先に何があるのか、果たして先などあるのか。それは消えた人間にしかわからなかった。
いつどうなるかも分からないこんな世界で、僕は今日も君に電話をかけている。
そして、きっと明日も。
『世界終末病』と呼ばれるそれは、とある異星による侵略行為らしい。
日に日に世界は、地球では解明できない超科学のワープホールとやらで小刻みに抉り取られている。
削り取られた先に何があるのか、果たして先などあるのか。それは消えた人間にしかわからなかった。
いつどうなるかも分からないこんな世界で、僕は今日も君に電話をかけている。
そして、きっと明日も。
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