これは、公式にもレビューされた「超名作」です!でも、今更、内容とか、あらすじのレビューを書いても、なんだかなぁ。って感じなので、私が感じたこの物語のテーマ的な感じについてレビューを書いていきます。作者さま、間違っていたら指摘してください。すぐに修正します。
この物語のテーマは「正道の尊さ」と「信念」というか「基本的ななにか」の「大切さ」を語りたいんだと私は感じました。劇中にでてくるみたいに「インチキ」をしてくるヤツはいるんですよ、現実世界でも。しかし、それに対抗する主人公の手段は「正道」、つまり「真正面」から「正々堂々」なんですよ。
また「最新テクノロジー」で圧倒してくるケースもありますよ。でも「旧式」でも、ちゃんとした「積み上げ」で対抗するんですよ。まさに「正道」の物語です。
日々の積み上げ、モノを大切にする心、そして「正道」を貫く「信念」。そんな「当たり前」のことを「改めて」教えてくれる小説だと私は思います。
火水地風雷無の6つの属性パーツを組み上げ、自分だけの機体を操作して戦うプラモデルサイズのロボット対戦ゲーム『エレメント・アーマーズ・ウォー(EAW)』。ある日、第一回世界大会の優勝者「始まりの覇王」が7年ぶりに復帰するという噂が流れる。名のある強豪たちは覇王に挑むべく日本に集結する!
悪質プレイヤーと諍いになり、レアパーツを賭けたバトルで窮地に陥った女子高生・紅葉院アキを助けに現れたのは、EAWプレイヤーなら誰しもが憧れるヒーロー「始まりの覇王」こと季城春夜だった。
属性の相性で優劣が決まるEAWにおいて、機体性能や武装パーツは重要なファクター。ときには勝つために違法な改造を施した機体を使う者もいる。復帰間もない春夜は旧式の機体にもかかわらず卓越したプレイヤースキルで最新鋭の機体を次々と討ち倒していく、痛快なバトルが持ち味だ。
EAWに使われているナノマシン技術が社会のさまざまな産業や生活に浸透した世界では、EAWは決して遊びではない。春夜を巡って、技術の悪用を企む犯罪組織の影が見え隠れし始める。闇のプレイヤーたちの違法機体を相手に春夜とアキはいかに立ち向かうのか。
ゲームから世界を救う二人の今後の活躍に期待。
(「ロボット×スポーツ」4選/文=愛咲 優詩)
太陽は6つの属性を求めているのか!太陽が降りればバトルは終盤。融合は6つの属性を重ね持つ。コントローラに星が重なるのなら、太陽つまり属性を操れる。コピーのイメージです。
テンポはミデアムな印象でバトルで加速し、どんどん引き込まれる。文章にも関わらず、バトルでの表情が見て取れる。素晴らしいですね。それだけ表現力が高いところが特筆される。
僕は小学生の時、紙芝居のようなロボットアクションを作ったことがあります。かなり上手くいかなかったが、ライフもあり何が足りなかったのかな。
予想以上の展開が続くので、今後も期待大。