先生と生徒。

先生の過去、生徒の過去。


メッセージ性あるお話でした。

読みやすい文体でいいです。

お嬢さま学校に通う桜子。幼稚舎からエスカレーターで中学生。
桜子に挨拶してくる令華。中学入学。
令華はワルい子でタバコ吸ったりしています。

昼休み、葉太先生は真布由先生と公園で花見をしていました。
令華に連れられて桜子も。
令華のお目当ては真布由先生だったみたい。

葉太先生と桜子は過去に似た経験をしていて
桜子の悩みに葉太先生が言葉を送ります。

葉太と令華のキャラがちょっとかわっていて
スパイスになっているかなと思います。

テーマにそいながら作られた物語は綺麗でありながら堅苦しくはない文章で紡がれていました。

読んでいるうちに自然と物語の中に引き込まれ、登場人物の気持ちを感じることができます。

秋田先生の優しい言葉が胸に染み入るような優しい物語でした。

時事ネタにも触れており、考えさせられる所が多い作品だと思います。

　小等部から大学部までの一貫校、メインの物語は中等部。

　なんか不思議な作品でした。
　ふわふわとしてて、とらえどころがないというか。
　けれども、葉太先生、桜子ちゃんともに、過去の暗い影がチラついていて。

　最後には、しっかりと払拭されたのではないでしょうか？
　過去に囚われず、未来を見据えて今を生きよう！　

🌸　🌸　🌸　🌸　🌸　🌸　🌸　🌸　🌸　🌸

　ゆあん様の自主企画
【筆致は物語を超えるか】『葉桜の君に』
作品中、完結作第一号の栄冠🏆
　みんなが様子見してる中で、作品を仕上げてきたわけで、これは凄いことですよ？

　お時間が許せば、二作目にも挑戦してみて下さい🎊