国語教師の葉太は、高校三年のクラスの担当となった。そのクラスに、かつての恋人に似た桜子を見つける。
進学クラスでも上位に位置する彼女と進路について面談した時、彼女は何かを隠すように、事務的にしか答えなかった。
彼女が隠していたのは、自分の「夢」についてだった──。
思春期特有の「将来についての悩み」を語る本作は、巧みな文章構成と確かな語彙に彩られ、読む者をこの物語の世界に引き込んでくれます。
さて、この物語の素敵な結末とは。ぜひご自身の目で、確かめてくださいね。そして「桜」について、思いを馳せて下さい。
それはきっと、素敵な時間になるでしょうから。
夢を追うということに関しては、今まで読んできた企画作品中、一番の作品。
何かに迷っている人に読んで欲しい作品の魔女っ子★ランキングで今週の1位です🎉 そのランキング価値あるの? って?
誰かひとりの心にでも響くのであれば、それは素晴らしいことではないのですか?
葉太先生と元恋人の別れた原因というのがあってですね。私的には、カノジョさん側が、やや罪が重いように感じたのですが、葉太先生も器が小さいというか……💫
ただ、その葉太先生と元恋人との関係が作品中のポイントになっていて、それが桜子ちゃんのところで花開きます。経験とはムダにならないものだねえ〜♪ そして🌠
過去に実績のある人や、交流が盛んな人が読まれやすいのはわかるんだけれども、この作品は読まれなさ過ぎな気がする。
スコッパーを目指す私としては、現時点で企画中一番の掘り出し物です🌟
読んで損したとは言わせません。是非ともお試しあれ💮