3.カルぺ・ディエム
「祝福のダンデライオン」を書きながらこれを書いている。
最近THE CHARM PARKにはまってよく聴いている。寝る前にストレッチするときとか、とっても気持ちいいのでオススメです。
そういや最近、本屋大賞が発表された。
今まで本屋大賞とか、直木賞とか芥川賞とかあまり興味もなくただ自分が選んだ文庫を貪ってばかりだったけれど、本屋大賞は純粋に本屋さんが「売りたい」というスタンスで出している本なので面白いのだろうな、と思って手に取るようになった。直木賞とか芥川賞までは手が回らないけれど、本屋大賞は発表前に「これ当たりでしょ!」って思う本を読んでいた。結局、その本は本屋大賞から外れてしまったのだけど、自分がオモシロー! と読めたのでオッケーです。
本屋大賞が発表になってから、一位になった作品も読んでみた。
ところがどうだろう、これが全くおもしろくなかった。え? まじで? と思ってググってみると、その本は世間では「とても良かった!」とか「泣ける。最高だった」とかの評価を得ていた。わたしの感性がオカシイだけなのだろうか。と思ってもう一周読んだ。確かにレビューなんかで言われているところはすごいんだろうな、と思ったけれど、それ以外はさして面白くなかった。これ読んで「は!?面白かったし!」と思った人がいたなら、それは個人の感想ですということで勘弁してほしい。
思えば昔から、短編集などを読んで「これが一番面白かったな」と思う作品がレビューなどで酷評を受けたりしていてショックを受けることが多かった。というかわたしの作品選びにクセがありすぎてなんだか世間とはずれているのだろうか。読書感想文を書くことは好きだけど、周りとはずれていて恥ずかしい思いをしたことも何度かある。
そのたびにわたしは個人の価値観の差、について考えさせられるのだ。
小説だけじゃない、漫画だって、音楽だって、なぜか世間にはついていけなかった。いや自分がヒトとは違う特別なんです、と言いたいんじゃなくて、ただ単に本当についていけなかっただけなのだ。流行の音楽を知らなかったせいでカラオケでは殆ど歌えずにタンバリンを叩いていたし、アニメなんかも追えなくて友達との会話に入れなかった。まあ自分が努力しなかったせいもあるのだけれど。
その立ち位置は、これからも変わることはないんだろうなぁ、と思う、春の夜です。
これを読んでくれた人が、何かオススメのこと、もの、バンドなんかを教えてくれたら嬉しい。わたしは人のオススメは素直に食べてみる派なのだ。
最近、ディズニーランドのチュロスのレシピが出回ってたり、新しいなんちゃらコーヒーみたいなのが流行ってていいなと思う。明日はチュロスを作るための小麦粉を買いに行こう。
泣きっ面は上っ面 12521 @12521
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