第3話 小学校生活のはじまり

みなさん、こんにちは。


みなさんは新しい環境で衝撃的な体験をしたことはありますか。今回は、小学校に入学して衝撃的な体験をしたときのことを話します!


小学校にはわたしと同じ保育園だった子がいなかったため、知っている人がほとんどいない状態で入学しました。そのせいかわたしは入学早々全く知らない子たちにクレヨンを汚されたりスカートをめくられたり靴のかかとを踏まれたりといろいろな嫌がらせを受けました。保育園でそのような嫌がらせを受けたことがないわたしにとってそれはショックの連続でした。世の中には自分の予想を超えるようなことをする人がいると知り、恐怖を覚えました。


こう考えると不特定多数の人たちと共に逃げ場のない状況で過ごさなければならない小学校は人によっては地獄だと思います。


ただ最初のうちは嫌がらせを受けてもただ黙っているだけでしたが、だんだん学校生活に慣れてくると勝気だったわたしは仕返しをするようになりました。それが裏目に出ることもあれば効果が出ることもありました。そのときからわたしにとって学校が戦場のような場所になってしまいました。


唯一の救いは戦場には戦友がいることです。入学式の翌日にわたしに話しかけてくれた女の子がいました。その子はスポーツが得意でとにかく明るい子でした。わたしとその子はすぐに仲良くなり、わたしたちをからかってくる男子に一緒に反撃したりしていました。


その子とわたしは学童に行っていたので放課後はいつも一緒に遊んでいました。鉄棒やなわとびの技をどちらが先にできるか競争したり記録を競いあったりしていました。彼女はわたしにとって戦友でもありよきライバルでもあったのです。



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人生の処方箋 白うさぎ @shirousagi369

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