第2話 お受験失敗

みなさん、こんにちは。


みなさんは挫折を感じたことはありますか。今回は、わたしがはじめて挫折を経験したときの話をしようと思います。


わたしの家の近くには国立大学の附属小学校があり、幼稚園・小・中と受験をして入ることができます。わたしの兄は小学校で受験に成功しそこに通っていました。当然わたしもそこを受験する流れになり、週に2回程度塾に行って受験対策をしていました。


いざ試験を受けてみると、結果は合格でした。ただ、当時その学校は合格者の中からくじ引きで最終合格者を決めていたのです。どうやら不正を防ぐためだったようです。


父がくじ引きの会場に行っている間、わたしと母は家でそぼろを作っていました。父から連絡が入り出てみると結果は不合格でした。それを聞いたときわたしは体の力が抜けてしまいもうどうでもいいやというような気持ちになりました。そしてなんか疲れた状態になり、ソファにうずくまったのを覚えています。


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