第18話 天気雨

ある晴天の日、女の子がお祖母ちゃんと家に向かい歩いていた。


すると突然の雨が降って来た。


「きゃ!雨!

 お祖母ちゃん、なんでこんなに天気なのに雨が降るの?」


「もしかしたら、狐の嫁入りなのかもしれないね~。」


「狐の嫁入り?」


「そうだよ。狐が結婚する時はこんな風に天気雨になるんだよ。」


「そうなんだ~。」


そんな会話をしていると、雨はさっと止み、二人が進む道の先には綺麗な虹

がかかったのだった。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

妖狐の瞳に恋をした 心寧 @coco-ne

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ