含み損拡大し種金を超過。からの逆転劇。
悪徳銀行の鶴田銀行の株の売り玉を、平均株価1500円で142万円分、900株を仕込んだ相葉。一度は思惑通りに下げて利確を入れ、利益分も含めてさらに売り玉を仕込むも爆上げに引っかかったのだ。
株価は一時期、1900円を突破。900株×400円で36万円の含み損を抱えることとなった。
しかし、鶴田銀行の悪行が徐々に一般紙でも取り上げられるようになるに連れ、徐々に株価も下落。1500円を割り、1400円を割り込むようになった。
その頃相葉はまだ北海道で、釣り三昧。「まだ下がる」と見て、利確を急がなかっった。
≪鶴田銀行、第三者委員会の報告書。不正だらけだったことが発覚!≫
との記事が経済専門紙の一面を踊った時には、短期で「買い」を入れていた筋も投げ出したため、1330円のストップ安に張り付き。次の日は、1130円まで押し下げた後、、再び1310円へと値を戻した。
「もうそろそろだな」相葉は独りごちる。1000円を割ったら、利確する考えなのだ。
株価はその後も場中は1350円迄と少し上げては、終値で1200円を切るなど2歩進んでは3退歩する値動きを続けた。
そして運命の日。ついに株価は1000円を割り、980円に迄一気に値を下げた。そこですかさず利確。900株×500円で【45万円の利益】をとることができたのだ。元本の30万円、最初に出した利確14万4000円と、今回の利益39万円(税金が20%かかるため。何のリスクも取らない国が20%もとっていくのだ!)により、元本を【83万4000円】にまで増やした。
次に狙うのも・・・空売りだった。
性格の悪い投資家。【パイロット版】 @comsick_ @comsick
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