>自由は自分が、好き勝手振る舞えること。
>人権は自分が、不快な思いをしないこと。
>差別は少数が多数を攻撃する口実として。
現実世界だと権威主義者や利己主義の権力者が反民主主義の愚民化の施策として分断統治を目的にやって社会モラルを低下させてますから、その被害が異世界にまで届いたというわけですね。
公私混同することを悪意だとも思わず、万民のためにある公の「自由」と個人の我儘を意味する「自儘」を故意に混同させて「自儘」という言葉を使わせないように誘導したり。
法の下の平等を実質的に無にするために憲法の自由と平等の精神を否定する「法解釈という屁理屈」で法治も法の支配もない政策や立法を批判しないようにマスコミを利用したりと。
そんな風に権力者が法を護らずに、民主主義を形骸化していくために、「政治離れ」をさせる愚民化を「パンとサーカスの進化したグルメと娯楽」を広めるメディアによって社会を変化させていく施策が半世紀近く続き。
利己的であることを恥じる「恥の文化」を極度に蔑ろにしながら、他者にのみ「恥の文化」押し付ける行為が、権威によって上から下へと伝わり。
「好意」と「厚意」どころか「善意」までが混同され、他者によって評価される自分の行いを「善意の行為」と自称する恥知らずが当然とされ。
やがて、「歪んだ裏の常識」が「良識」と混同されることで「常識」と呼ばれ。
権威や権力に「忖度」することを勧める過程で利己主義が広がり社会モラルを低下させることで、大勢がそれに倣っていき、いつのまにかそれを「良識」と勘違いする使徒のような無思慮な子供が生まれて。
「無邪気な悪意」となって世界を満たすことで「声の大きい少数の権威主義者に征服された大勢」が「多勢の人々」を巻き込んで自滅する。
そういうことなんでしょうね。
作者からの返信
使徒経由で、持ち込まれてしまった感じですね。
それが使徒の正しさと結合して、説得力を持ってしまったといったところです。
現実社会では、元々人権や平等を悪用していた手合いがSNSなどの発達によって、さらに助長されてしまったといったところでしょうか。
非民主主義の国があるとして、これを見て嘲笑こそすれ脅威には思わないでしょう。
むしろ助力するかと思います
どうしたと思ったらマンリオがやらかしましたか
元々難民は好感度が壊滅的な連中だったから
いずれは起きたこととはいえ、後で厳重注意ですかね
(それとも今回はこっちの不備だから簡単な注意ぐらいかな)
ここまでひどい連中だからこそ差別が正当化しやすく
そして人間は優越感に溺れやすい、難民は本当に厄介な使い捨て武器だ
(あと本のタイトルを見て、そういえば最初の頃に
覗きが趣味だと言う話があったのを思い出して笑いました)
アルとベンジャミンの議論は話そのものは耳が痛い話ですけど
久々にまともに議論が出来ていたので心が和みました
石板の民しかりモデストしかり、最初はすごく怪しい存在だったのに
今やいろんな意味で頼もしい協力者になってますね
今回の協力で仮にクレシダや世界主義からの表立った暴力が
発生しても対抗できるようになったと考えていいのかな
作者からの返信
マンリオにすればやらかしたと思っていませんけどねぇ。
覗き癖は釘を刺されているので、ラヴェンナではやっていませんが
性癖が直ったわけではありませんからね
モデストもそうですが、初登場のときはかなり印象悪かったですからね。
今回の話で、表だった暴力があったら阻止する大義名分ができた感じとなりますね
ラヴェンナはむしろ表現の自由を現代社会よりもっと保障するような姿です。 この部分において虚偽事実とした損害賠償とか立法がない点が社会混乱を誘発するのではないでしょうか。 これまで1000年の社会が表現の自由を保障していなかったので、自由に話し方を教え、その後に制限を設けようとしているのでしょうか? 現代社会のほとんどの国が戦時や非常事態には虚偽事実に対する厳罰を施行するが、ラヴェンナはそのような点で少し脆弱なのではないでしょうか。 今はアルフレッドに対する信仰のような支持率で克服中ですが、後代には確実に対処が必要な問題だと思います