応援コメント

707話 労働1号」への応援コメント

  • 個人的な考え方ですが、東洋と西洋を問わず思想家という人たちは暖かくてお腹いっぱいなので、変な考え方をするという感じです。 もちろん、今日まで続くすばらしい思想も多いですが.. とにかく今すぐお腹が空いたら、そんな変な事を言う余裕もなく働かなければならないのに、お腹はいっぱいで、することがないから変な思想を言うのではないでしょうか

  • マルクスって一生涯ニートだったくせに労働について語るから片腹痛いんだよなー
    共産主義について語ってはいれど、どうやったらいいかはひと言も語っていないという。
    あれで語っているのは、資本主義の究極形態が共産主義という、人間には不可能な主義だということだけだだねぇ。

    作者からの返信

    ニートだからこそ思想を構築する余裕があったとも言えます。
    働いていたらそんな暇はないわけで……

  • >自然発生したものとは思えない。
     まだ、そこまで経済が発展していないのだ。
     自前で考えつく段階にすら至っていない。
     資本家などという概念がないからなぁ。


    (━_━)うーむ

     資本論が書かれた時代の社会背景を考えると
    土地と軍事力を根幹とする封建制度の権力者が力を失い、「銀行と金融」と資本主義による金権権威主義の権力者が封建制度の権力者を追い落とす資金を得るために
    「奴隷や植民地人と同列に自国民を扱う」ことに反発した「民権主義」が欧州に広まった社会。

     そして、この歪んだ異世界は封建制度の権力者の上位に教会がたっていた社会。


     それなのに「搾取の論理に信憑性があると考える人間がいる」ということは、この異世界でも「塩税」とか「パン税」とか、あるいは封建制度なのに「消費税」とかを取ってるからかな?


     「需要と供給で価格決定」という原始的で大雑把すぎる理屈は、21世紀なみに金権権威主義の民権制度(デモクラシー)が確立されてても、オリガルヒのような寡占産業や独占産業がある以上、すべてでとはいかないし。

     そもそも金権権威主義社会では、「富を所有する量が権威」となるので、富の再分配を阻害するため、競争原理が働かなくなるから、国際カルテルが仕切ったりするし、国家権力に食い込む「原子力産業」のように凶悪な業種も、国家権力のトップを挿げ替える軍産複合体関連やらもあるしなあ。

     ましてや、戦後の日本が「米」や「塩」を定価にしたように、金権権威主義より、国家権威主義が強い封建制度だと「搾取」は本当にいくらでもできるからなあ。

     教会がそれをやって、国が「定価」を決めて罰則を厳しくとかやってたら、「搾取」に説得力があるだろうからなあ。

    作者からの返信

    中世がベースなので、様々な税があります。
    数はかなりありますね。
    そういう意味で搾取のワードは響くわけです。

    需要と供給は単純な理論をベースに政策を考えるためですね。
    寡占などの例は当然ありますが、基本的にそれを目指す感じです。

    従来の社会は、基本的にあらゆる手段で世界の固定化を図ります。
    富の再分配などは以ての外でしょう。
    あとはこの論理が広がりやすいアラン王国は、搾取などが横行する歪な政体なので尚更という面があります

  • タイトルに吹いたw
    労働一号くんはミサイル君とでも呼んであげたい。

    作者からの返信

    不発弾がなかにいるかも知れません

  • マルクスって言葉はこの世界でも一般的なんでしょうか。それとも記憶残ってました?

    もしこの世界にも定着した言葉なら他の転生者が過去に広めたのかもしれない…とか色々考えてしまいましたw

    作者からの返信

    マルクス自体は世界主義の話を聞いたときに、
    共産主義を考えたのでマルクス資本論が記憶として残っている形になりますね。

  • 労働と搾取というワードでほぼ確定……冒険者は個人事業主じゃないのか? というツッコミを入れたらキレるんだろうなあw

    作者からの返信

    個人事業主という概念がありませんからね。
    その差はわかっていないと思われます


  • 編集済

    価値は労働で決まる
    アダム・スミスの国富論でのこの言葉と
    マルクス経済学におけるこの言葉の意味の違いよ…

    国富論⇒労働をすることによってこの世に価値が生まれる
    労働によって生み出された価値の大きさが国の富の源であり、労働によって大きな価値を生めると国が豊かになる
    国を豊かにしたいなら労働によって生み出される価値が大きくなるように分業や設備投資などで労働によって生み出される価値を大きくしろ
    「価値は労働で決まる」ので労働の質を高めることによって富を多く生み出せば国家も富むよ、という資本主義国家で多く採用されてる概念ですね
        
    マルクス経済学⇒生み出された商品の価値=どれくらいの人間の労働がなされたか、というような価値と労働が比例してるような考えのもと
    雇い主はいっぱい価値を生み出した方が儲かるので、自社で生み出される価値を大きくするために労働者にたくさん労働させたがる。
    やがて一番労働させたブラック雇い主が競合他社に勝ち生き残るので世の中にはブラック雇い主ばかりになる
    労働者はそんな糞みたいな世界を革命と暴力でぶっこわせ
    これが共産主義や世界主義の考えですね
    要するにアルは「競合他社に勝てる強い雇い主」であり=「領民をいっぱい労働させるブラック領主」なので領民は搾取されている!革命と暴力でぶっ殺せ!っていう難癖
    アルは国富論的に労働の価値を高めていこうぜ系の領主だけど、それが理解できるだけの頭がない人の目にはマルクス的な感じで、強い!富んでる!つまりはブラック領主!と映るわけですね

    作者からの返信

    ラヴェンナ自体が異質で、割と実態は近くで注意深く観察しないとわけがかわらないところですからね。

    妄想が入り込む余地がタンマリあるわけです

  • アレは需給曲線と限界革命以前の理論ですからねぇ
    20世紀末頃本屋に並んでいた経済学書に、スーパーで客が買い物をするたびにいちいち需給バランスによる価格決定が行われるはずがない、とまで書いてあったのには目を疑いました
    搾取などの煽動に使う感情の乗った単語をテクニカルタームにしている時点で学問ではないですが
    だいたいが余裕のある、地に足のつかない学生と理想と現実が違う不満分子が煽動にのせられるわけですが、安定している王国内だからこそ広まりやすいのかな?
    どうなるのか楽しみです

    作者からの返信

    王国のみならず、生活に余裕のある若者と不満分子が乗っかりやすい大義ではありますね

  • 家庭教師に世界主義が紛れている話はモローの時にも出てましたね
    あの時は聖職者関係の家庭教師のみだけかと思ってましたけど
    確かにパイプは多い方がいいから納得できる作戦ですね
    (ただ、ここまでバレバレなあたりパイプよりも
    世界主義の主張をかみ砕いていきなり現れたように見せない役割なのかも)

    アルは内乱や経済圏のあれこれで今までホクホクしてた
    商人を始めとしたいろんな人の利権をぶち壊しにしたわけですからね
    おまけにもしも自分があれだけの技術や財力を持ってたら
    絶対こうするという恐怖も相まって
    (これも人間の想像力は自分が基準となるって奴ですね)
    殺してやりたいの一言が酒の席で漏れてしまうのは
    正直理解できます・・・(;´д`)

    それを気にしてられないというのもあるけど
    アルはとりあえず周りを心配させない程度には
    自分の命に気を掛けてもらってほしいですね( ;´∀`)
    (でないとさらにキアラのブラコンが加速してしまいそうだ)

    作者からの返信

    世界主義も徐々に思想を広めようと努力していたりします。
    それより使徒がんとかしてくれる的な世界なので広まってはいませんが。

    アルは各方面から憎悪されていますからね。

    基本的に自分のことほど他人事に思うので、殺されるにしてもフーンで終わってしまうのです


  • 編集済

    「原理原則に対して、長々とした説明は不要です。(中略)大体は、これらの複合で悪臭を放ちます」
    今日の至言ですね。今はどうだか知りませんが、昭和の頃は教育者の赤化が酷く、教員になると真っ先に共産党の勧誘(強要)が飛んでくるくらいでしたので、その世代の子供はこの腐臭に首までどっぷり浸かって過ごすことになりました。
    これは西洋でもありがちなことのようですね。共産主義者はまず教育とメディアを乗っ取ります。無知で無思考な大衆の扇動こそ、彼等の真骨頂ですからね。

    作者からの返信

    今は日教組の加入率も低いので昔ほどではないかと思います。
    それでも地域によってはあるでしょうけど。
    このあたりは洋の東西問わず、最も狙われるところですね

  • 今更ながら、主人公の自己評価低いな。

    …銅像の除幕式を「釣り」にするんか、何人釣れるやら?

    作者からの返信

    自己評価というより、無関心といったところが強いですね。
    除幕式で釣るかはまだ謎ですね