大学生の須藤直樹は、オタクで準引きこもりというダメ人間の卵だった。
そんな彼にも友人がいて、近場の喫茶店「ルソー」を拠点に「そろそろ本気で彼女見つけろよ。腐った上に、脆いメンタルなんだから、せめて彼女から癒しを貰わないと死ぬぞ?」と言われていた矢先、突然熱湯が跳んできた。
珈琲を新人店員がこぼしたのだ。
それも、美少女であった。
それがきっかけで家に押しかけあれよあれよと彼女、「中野まい」によるヤンデレ愛の物語が始まるのであった。
この作品の魅力はやはり「展開のテンポ」と「愛の重さ」ですね。
ヤンデレというある種特殊属性なので、どれほど重いのかな?と期待して読み進めたのですが、ただのヤンデレではないのがいいんです!
「美少女×ヤンデレ=価値が大きく変わる」
私の脳内では、この方程式が生まれました!
彼の人生は彼女との関わりでどうなっていくのか……。
直樹とまいの会話のやり取りも面白かったです!