「本当に」小学生でも分かる人類の始まり

爆撃project

小学生でも分かる人類の始まり



 時は6500万年くらい前、宇宙からでっかい石が落ちてきました。

 そのせいで恐竜たちが絶滅してしまいます。


 代わりに哺乳類が増えてきました。

 哺乳類とはライオンとかシマウマとかクジラとか人間とか、卵ではなく赤ちゃんを産む生き物のことです。


 アフリカの哺乳類の中に、木の上で暮らす猿たちもいました。

 しかし今から700万年くらい前に環境が変化し、木の上で取れる食べ物が減ってきました。


 そこで猿の一部が木からおりて、地上で暮らすようになりました。

 彼らは猿人と呼ばれます。


 猿人は地上で二本足であるき、食べ物を見つけることができました。

 しかし弱かったので、サーベルタイガーみたいな肉食動物によく食べられていました。


 そこでもっと姿勢を良くして、石をけずって武器にして戦うようになりました。

 彼らを原人といいます。そして石を使うようになった後の時代を、旧石器時代と言います。


 原人はアフリカを出て、世界に広がりました。

 マンモスや肉食動物との戦いになると、槍を使って勝ちました。

 さらに火を使って暖まったりもしました。


 しかしもっと力が強く、もっと頭がいい人たちも現れました。

 彼らを旧人と言います。


 旧人は寒いところでも大きな動物を倒して生き延びました。

 特にネアンデルタール人と呼ばれる人たちは、お墓を作ったり絵を書いたりしました。


 そして今から20万年くらい前のアフリカに、みんなで力を合わせようとする人たちが現れました。

 彼らをホモ・サピエンスと言います。そして私たち人間も、ホモ・サピエンスの一人です。


 ホモ・サピエンスはみんなで力を合わせて、いろいろな困難を乗り越えました。

 しかし他の人たちは、みんな居なくなってしまいました。ホモ・サピエンスとケンカして負けたのかもしれません。


 ホモ・サピエンスはアフリカから出発して、オーストラリアや南アメリカにまで行きました。そして南極以外のすべての大陸に暮らすようになります。

 

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