感情移入してとっても感動しました
涙が自然と溢れてくる素敵なSS
八月二十二日。その日、僕の最愛の人が他界した。切ないラブストーリーです。タイトル、いいですね。愛を感じました。
季節などの情景描写が美しく、主人公のこれからが気になる。彼にとっての世界は既に妻の色でしかなかったのだ。それが無意識から意識・思い出となったのが、形として現れた。妻の影を探していたが、妻はこの世界に満ち満ちており、妻探しに彼は一生をかけだろうと妻は、今際の時に強く思ったのだろう。彼女にとっても世界は主人公で染められていたのだ。