真紅のエルフの一端

詩的とも言える、描き方に震えました。エルフという主題を独自の世界観で見事に描かれております。

エルフに火を組み合わせる発想は、もちろんその温かな心も見て取れて、激情に駆られるだけでなく、様々な火を見えているようでした。死霊魔術も登場し、火と見事に対比を成していて、この点がとても興味深いです。

単なる魔術関連の物語ではなく、ただならぬ拘りを感じます。一番好きなのは、呪文についての一文。載せられないのが、辛いところですが、とても惹かれるような表現をなさっております。


浅い表現では満足出来ない、もっと深い世界を軽く触れてみたい。そんな方にお勧めです。軽く読むはずが、しっかりと余韻まで楽しんでいることでしょう。
それぐらい、惹き込む作品でした。