「人間の魂は負けない」

たびたび書いていますが、自分は、技術的特異点(または単に「シンギュラリティ」。テクノロジーの進化が速くなりすぎることで、世界が今とは別物になってしまう時代のことです)の到来を信じています。

それは、「AIが人間を超越する時代」というよりは、

・強いAI(人間らしい自我を持ったAI)

・サイボーグ化などのテクノロジー的な強化を受けた人間

の、二種類の新しい「人間」の時代になるだろうと考えています。


だから自分はもはや、

「AIが人間の仕事や存在意義を奪うのではないか?」

「AIが人類を滅ぼすのではないか?」

という心配はしていません。

むしろ、人間の存在意義はシンギュラリティが来てもなくならない、と考えています(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16818023212976820356)。


しかし、別の心配は持っています。それは、テクノロジーによる強化の恩恵を一握りの人たちが寡占(最悪たった一人の人が独占)し、強化されていない人々を支配するのではないか、ということです。

それでも、人間の魂は自由を求めるから、きっとそんな支配には負けない。あるいはそうなる前に阻止できる。そう信じたいです。

だから、タイトルには「」つきで「人間の魂は負けない」と書きました。


実際にシンギュラリティが来るとき、人間の魂が負けないことを願っています。

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