生きることのめんどくささを残したい

人間が生きるために必要な活動と言えば、まずは食事です。

自分も日々、それのために買い出しに行ったり、簡単にですが調理したり、そして食べることそのものをしたり、食べた後は皿洗いしたりという手間をかけています。


そして、美味しいものを食べれば快感を得られるため、食事は生きるために欠かせない娯楽ともなっています。

自分も、一日を過ごして疲れていても、お風呂入って晩ご飯食べて寝れば気持ちを新たにして翌日を迎えられます(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16818023214234032803)。

また、「ダンジョン飯」の原作・アニメがともに人気ですが、それも同作が「食べる」という原初的な欲求に訴えるものだからでしょう。


一方、自分はしばしば、未来の人類は機械の「身体」に精神だけを移せるようになるかもしれない、と主張しています。

それが実現すれば、「身体」を維持するために外部から物質を摂取する必要性は大幅に減る(消耗した部品の交換は必要になるかもしれません)と思います。

つまり、食べること自体や、それに伴う買い出しや調理や皿洗いといった、生きるための面倒も(ほぼ)なくなります。

しかし、それでは食べることに伴う快感や、「生きている」という実感もなくなるかもしれません。


それでも、リアルの身体での食の楽しみがなくなっても、仮想現実(VR)において「食事」をすることで、人類は食の楽しみを持ち続けられるかもしれません。

だから自分も、将来機械の「身体」に移っても、その楽しみを続けたいと思います。


今日は食という、生きるのに欠かせない面倒兼娯楽の未来について語りました。

人類にとって、食べることの楽しみが未来でも続くことを願っています。

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