大沢朔夜の雑記

恋愛以外の関係の価値

人と人の最も強い結びつきと言えば、恋愛関係だと思います。

だから、多くのフィクションで、主人公にとって重要な関係として恋愛が描かれてきました。

ぱっと思い出せるもので言うと、「ソードアート・オンライン」（SAO）の主人公・キリトはヒロイン・アスナを一途に愛しているし、「進撃の巨人」の主人公・エレンは、彼を一途に愛していたヒロイン・ミカサの手で命を絶たれます（そしてエレンもミカサのことを好きだったと最後に分かります）。

自分自身、主人公が男性だったり女性だったりしましたが、主人公とヒロインとの恋愛関係（片想いや、正式に付き合っていない関係も含めて）を自分の小説で重要なものとして描いてきました。

しかしリアルの自分は恋人を持たず、代わりに就労支援の作業所というゆるい居場所に承認されています（https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16817330668945066400）。

だから、恋愛ではなく、そういうゆるい居場所の価値を描けないかな、と最近思っています。

今頭の中にある物語のネタバレを避けるため、具体的に書くことは控えますが、例えば三人以上の女性の友情を描いてみたいです。「きらら」系の漫画・アニメなどのようなノリです。

そういう、恋愛以外の関係も、人間にとっては重要です。

だから、そういう関係を持っているかたが、それを大切にしてくだされば幸いです。