世界の現状維持の力に抗え
以前、人気アニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」を見て、
「悪く言えば昔のロボットアニメの焼き直しとしか思えない」
と書きました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16818023212450425708)。
残念ながら、自分の中では今でもその評価は覆っていません。自分もそんなにロボットアニメに詳しいわけではありませんが、今まで見てきたロボットアニメに比べて、「ブレイバーン」から新しい要素を感じないのです。
それでも同作は、個性的なキャラクターたちやかっこいい戦闘シーン、王道なストーリー展開などがあり、一応面白いことは面白いです。
自分は、色々なフィクションを知ってきたため、また単純に歳を取ったためか、最近は新しい物語を見ても、
「面白いけど目新しさがないよね」
と思うことが増えました。
そのため、
「別に目新しさなんか求めなくても、面白い作品を素直に楽しめばいいのでは?」
と思うこともあります。
しかしそれではまるで、世界が人間を現状維持に流す力を持っているようである。そして人間として、その力に流されるままではやばいのではないか。ふとそう思いました。
なぜなら人間とは、常に世界の現状に飽き足らず、新しい自由を求め続ける存在だと、自分は捉えているからです。
だから自分自身作り手として、受け手の世界観(文字通り、世界に対する見かた)を一新するような目新しい物語を創りたいと、常々思っています。
具体的には、例えばSFだったら、もう有人式の人型兵器が活躍するロボットものは出尽くした感があるので、書く気がしません。
それよりは、自動化されていたり、柔軟に形を変えたりできる、未来感ある兵器が活躍する物語を、SFとしては書きたいです。
今日は、
「世界の現状維持の力に抗う」
という決意を新たにするために、この記事を書きました。
そう壮語する大沢が、世界を変えられる物語をお届けできれば幸いです。
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