傷を語ることの痛み

「相手に伝えるためにしゃべる」という当たり前のことが自分は長いことできていなかったと、先日書きました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16818023213935562654)。

その記事の中では、原因は両親に叱って育てられたためだと書きました。


そのことを書いて、正直胸が痛みました。

なぜなら、

・単純に嫌なことを思い出したから

・人を批判することに心が痛くなったから

です。


実家暮らしの頃、両親の悪口を書きまくっていた時も、そういう痛みを全く感じなかったわけではありません。

しかし、その痛みを越えれば気分がすっきりしたし、同じような傷を抱えた人のためにも書くべきだと思っていたので、両親への批判を書いていました。


これからも自分は、昔受けた傷のことをたまに書くでしょうし、新しく受けた傷のことを書くかもしれません。

その際はまた、傷を語ることの痛みを乗り越えることが必要になると思います。


以上で語ったように、過去に受けた傷のことを語るには痛みを伴います。

だから、そういうことを語りたくないかたのことはなるべく理解したいし、それでも勇気を出して傷を告発するかたには敬意を表します。

大沢もこれからも自分の傷のことを語ると思うので、見守っていただければ幸いです。

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