相手に伝えるためにしゃべる
そんな当たり前のことが、自分は長いことできていませんでした。
自分は若い頃、重要な話をする際、
「自分がしゃべったというアリバイを作る」
ためだけにしゃべることがありました。
だから、早口になって、相手にとって聞き取りづらくなることがよくありました。
それは、大学院一年の頃に、百円ショップでバイトを始めてからやっと改善しました。
接客業なので、
「相手に伝わるようにゆっくりはっきり話す」
ということを意識しないと、お客様に言いたいことが伝わらなかったのです。
自分がどうして前者の話しかたを長いことしていたのかというと、家庭環境のためだと思います。
「叱って育てる」方針の両親に頭ごなしに叱責されたり命令されたりばかりしてきたため、
「相手と一緒に共通の認識を作る」
という、コミュニケーションの基本スキルが育たなかったのだと思います。
少し愚痴っぽくもなりましたが、この話から教訓らしきものを拾うとすれば、
「人を育てる立場の人は、相手との共通認識を作ることを意識して優しく話すべし」
ということです。
この記事が、人を育てる立場のかたに役立てば幸いです。
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