薬に頼ることにしました

去年の大晦日、テレビがWi-Fiにつながらなかったために父にねちねち叱責されたため、ぶち切れて床を踏み鳴らしたら足を怪我しました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354055593175700)。

両親と生活する実家では、そういうストレスがたまる出来事が起こりやすいです。それに加え、日照時間が減る冬の時期であったことと、当時雪のために家にこもっていたことという、季節要因による気分の落ち込みも原因だと思います。

それでもその頃の自分は、深呼吸などの手段で自力で精神をもたせようとしていました。残念ながら、それは失敗したのです。


今度の冬も同じようなことを、あるいはもっとひどいことをするのを防ぐため、自分は薬に頼ることにしました。そのために、先日心療内科で、気分を安定させる薬を処方してもらいました。

飲み始めてまだ三日目ですが、飲む前よりは、疲れている時などの気持ちの落ち込みが軽くなってきた気がします。


このことについて、

・前のやりかたが駄目なら新しいやりかたを採用できるようになった

・うまく他人を頼れるようになった

という自分の成長を感じる反面、

・実家ストレスを薬の力で抑えているのが、本当に健康な状態だとは思えない

・創作にはネガティブな気持ちだって必要

という理由から、「自然な」気持ちの落ち込みを薬の力で抑えることへの抵抗も、多少感じます。


だから、この冬をしのぎ、なおかつ実家を出た後、必要がなくなれば薬に頼るのはやめたいです。

しかしながら、自分はあまりストレスに強くないほうです。だから、実家を出た後も、他の日常的なストレスのために、薬に頼り続けるかもしれません。


今日は、自力で太刀打ちできないことなら、自力以外の他者やものを頼ってもいい、という選択肢を示したつもりです。

孤立無援に陥りそうな誰かに、このお話が届けば幸いです。

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