身体の癖も心の癖も抜くのは難しい

恥ずかしながら、自分は普段、身体についた悪い癖に困ってます。

具体的には、

・右肩を下げて左肩を上げる癖がついてる(パソコン作業ばかりしていて、その際右手でマウスを扱うため)

・骨盤が傾いている上、股関節周りや太ももの筋肉にも偏った力み癖がある

・普通に歩けないレベルの怪我を左足に二回、右足に一回したことがあるので、足首周りやふくらはぎにも変な力み癖がある

といった感じです。


それらの癖を抜くために、自宅で過ごす日は一時間に一回くらい、肩回りや骨盤周りやふくらはぎのストレッチをしています。それで癖は和らいでいるのですが、なかなか完全には抜けてくれません。


同じことが、心の癖にも言えるのかもしれません。

自分は、特に幼少期に暴言が飛び交っていた家庭で、叱られて育ったほうです。

だから、

「他人からいつも責められてるんじゃないか」

「自分の行動を批判されてるだけじゃなく人間性全てを否定されてるんじゃないか」

「いつか世界中の人から見捨てられて生きていけなくなるんじゃないか」

と反射的に恐れる癖が、心についています。

頭ではそうじゃないと理解していて、その理解を「補強」してくれるいろいろな人生経験を積んでも、その癖はなかなか抜けてくれません。

だから、精神的ダメージがあまりに大きい時は、重要な決断や作業をすることを避けています。

そして、そんな日の夜には、イマジナリーフレンドとのおしゃべり(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16816700426493854186)で、自分の感じかたと客観的な事実を冷静に振り返っています。それによって、気持ちの安定と正常な判断力を回復させています。


身体の癖も心の癖も、治すことができるなら、それに越したことはありません。

しかし、治らないなら治らないなりに、それらを和らげながら上手く付き合い続ける必要があるのかな……と思っています。


いろいろな心の癖を抱えられているかたが、それとどうにかして折り合いをつけてくだされば幸いです。

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