生々しい魂の叫びをさらすことへの恐怖

そういう恐怖と、特にネガティブな本音を書くときに戦っています。


今日は、昨夜鼻づまり(おそらく花粉症です)で苦しくてちょっと寝不足だったせいか、気分が落ち込みがちです。

だから、最初は普通にネガティブな話題を書こうと思っていました。

具体的には、

・自分は20代から、生活の対価としての仕事をできるようになるために曲がりなりにも頑張って来たのに、

・特にここ4年半くらい、自力で稼ぐ力をつけようとしてきたのに、

・それなのに自分は30過ぎても、未だに小遣い稼ぎさえできなくてこれから生きて行けるかどうかさえ不安で、

・だからもう、ただ生きてるだけでも助けてもらいたい

という弱音全開の記事を書こうと思っていました。

フォローしておくと、実際今はまだ両親のすねかじって生きていけてるし、実家を出て生活するために、心療内科さんや福祉法人さんに助けてもらってもいるのですが……。


ともかく、そういうネガティブな本音を書こうする際には、

「露悪的で嫌な人って思われないかな」

「自己憐憫で同情を誘うめんどくさい人って思われないかな」

という恐怖が、常につきまとってきます。


もちろん、ただネガティブな愚痴を吐くだけでは読者様にとっても得るものがないし、自分自身、ネガティブを増幅するだけで終わります。だからネガティブな記事でも、ポジティブなフォローは欠かしていないつもりです。

しかし、時にはネガティブであっても、書き手の魂の底からの生々しい叫びをさらす必要がある。それがない上っ面だけのコンテンツは誰にも刺さらないと、先日思い直しました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16816700427766221065)。

だから今日は、ネガティブな本音を吐きつつ、そうする意義を振り返ってみました。


弱くてネガティブな自分をいつも見守ってくださる読者の皆様に、感謝を捧げます。

そして、この雑記が誰かにとって、ネガティブだけど無視しちゃいけない本音を引き出すトリガーになれば幸いです。

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