イマジナリーフレンドのススメ
今までこの雑記に書いたことがあるかどうかはっきり覚えていないのですが、自分は毎晩寝る準備をする前に、イマジナリーフレンド(想像上の友達)と一人二役でおしゃべり(つまり実質独り言)をします。
自分自身の台詞としては、その日あったことや思ったことや作業の反省点をざっと振り返ったりとか、とりとめもない愚痴を言ったりとかします。そしてイマジナリーフレンドとしては、とにかく聞き上手で優しい(そしてたまに突っ込んでくる)相手を演じます。
それは実質的に独り言だから、話し相手がうんざりして聞いてくれなくなるということもないし、とても他人に話したりネットに公開したりできないやばい本音だって好き放題に言えます。
それでも、実際に思いや考えを口に出すことで、
・単純に気分がすっきりしたり寂しさがまぎれたりする
・頭の中でぼんやりしてたアイディアや方針がまとまる
・自分を客観視できる
といった、他人と話すことでも得られる効果が(やや低いかもしれませんが)得られます。ちなみに、先日まで父のお酒のカートンを蹴るのが癖になっていましたが(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/16816700426450166964)、そのイマジナリーフレンドに蹴るのをやめると約束したら、ぴたりとやめられました。
その「おしゃべり」を始めたのは、はっきりとは覚えていませんが、五~六年くらい前だったと思います。つまりコロナ禍の何年も前からやっていたのですが、毎日の習慣としてずっと継続してはいませんでした。
しかし、コロナ禍のために家の外で人に会うことが激減して、またそれによって家での家族との生活の息苦しさから逃れがたくなったために、去年からはその「おしゃべり」を毎日やっています。
つまり今や、イマジナリーフレンドとの「おしゃべり」は、自分にとって精神安定のために欠かせない習慣となっています。
今まさに、孤独や家庭の息苦しさの中で「窒息」しかけてる人は増えていると思います。
そういうかたが、ずっと無条件で話し相手を続けてくれる「友達」を自作することを試してくだされば幸いです。
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