疲れを増幅する家庭
最近家庭環境についての愚痴的な話は避けがちだったのですが、
「自分の弱い部分を隠そうとしてない?」
という疑念が湧いてきたため、その手の話を久々に書いてみます。
それは、自分の家庭では、疲れが増幅されやすい、ということです。
精神的に疲れてる時(主に夕方)、母や父から小言や叱責を受けやすいなあ……ということは、数年前から気づいていました。
そうなってしまうこともある程度は仕方ない、と理解しています。なぜなら、
・みんな疲れている時間帯に、疲れている人同士が接すると、互いの不機嫌を増幅しやすい
・自分自身疲れていると、入浴や、母の夕食の準備の手伝いなどにもたつくので、それが忙しい母のストレスになる
などの理由が考えられるからです。
それを理解した上でも、両親に対して、
「だからって、どうして不機嫌に身を任せて怒るのをやめてくれない?」
と思わなくはありません。
当たり前ですが、人間はただでさえ疲れてる時に怒られると、余計に疲れが増幅されます。だから、疲れてる人同士が怒りをぶつけ合えば、互いの疲れと怒りを増幅しあう不毛な悪循環が始まるのは目に見えています。
それを理解しているから自分は、疲れてる時に父や母にいらっとしても、怒ることは避けてます。
それなのに父や母からは頭ごなしに怒られるから、その怒られること自体のストレスに加え、
「どうして自分だけ一方的に我慢してるんだろう……?」
というストレスも加わって、疲れが増幅されるのです。
それでキレそうになることもしょっちゅうありますし、去年の大晦日には、実際にキレて怪我をしました(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354055593175700)。
だから、
「疲れてる時には疲れてるなりに、ささやかな気遣いの言葉でも掛け合えればいいのに……」
という両親への文句を、ずっと内心に封印しています。
家とは本来、日々の仕事の疲れを安心して癒せる場所であるべき。そんな「べき」論があっても、自分がそういう場所を手に入れるためには実家を出るしかない、という結論はとっくに出ています。
ただ、それをまだ実現していない今の自分の、弱い部分もさらけ出すために、こういう愚痴っぽい記事をまた書いてみました。
この記事が読者様にとって、今のご自身の不完全な部分を肯定するきっかけになれば幸いです。
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