大沢朔夜の雑記

とにかく生き延びて

もし自分が、人生どん詰まりで精神的にも病んでいる人にアドバイスを求められたら、きっとタイトルに書いたことを言うのが精一杯です。

もし、実際にそういう立場にあるかたがこの記事を読まれたら、心療内科などの専門機関への相談をお勧めします。

話を戻すと、人生行き詰まって精神的にも追い詰められてる人に、

「大丈夫！　諦めず頑張り続ければ必ず道は開ける！」

というマッチョなアドバイスをする人は絶えないと思われます。自分自身、少し前まではそういう考えで自分を鼓舞していました。

しかし現実には、そういうアドバイスが世の中にあふれていても、どん詰まりのままで終わってしまう人はどうしても出てしまいます。

自分自身への戒めも兼ねて言うと、「道を開く」ための正しい努力をいつ始められるか、正しい努力を続けてもそれがいつ報われるかは、残念ながら本人にさえ分からないのです。

現に自分自身、もう32歳なのに両親のすねをかじっていて、自分の貯金を失っていく一方です。現状を打破する努力はしていますが、それがとても追いついていないためにいつか人生詰むのでは……という不安は尽きません。

だから自分は、人生どん詰まりの人に対して、「努力は必ず報われる」と安易に保証したくはないのです。

ただ、それでも言えるのは、生きていなければ幸せになるチャンスは確実になくなってしまうということ。だから、家族でも友人でも生活保護でもいいから、頼れるものは何でも頼って、ひとまず当面生き延びるだけでいい、ということです。

自身に対しても他人に対しても、それくらいハードルを下げられたら、少しは生きるのが楽になるはずです。

この記事が、人生どん詰まりの中にいる誰かの、生き延びる助けになれば幸いです。