勇気って明るいものなの?
明るい曲調のアニソンで「勇気」という言葉を聞くと、
「勇気って、そんなに明るく歌われるものなのか……?」
という違和感を、自分はたまに覚えます。
自分にとって「勇気」とは、
・にっくき暴君の懐に単身潜入して、刺し違えてでも暗殺を成し遂げる
みたいな、悲壮な覚悟です。
新人賞向けの初めてのラノベを書いていた頃も、個人事業主として開業した時も、運転免許返納した時(https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054921926400)も、そういう覚悟を持ちました。
それから最近だと、実家脱出の実行に、そういう覚悟が必要になると感じています。
自分がそういう認識を持っている理由は結局、精神的に孤立無援だったからではないか、と考えています。
たまには前向きな態度で応援してくれる人に出会えますが、普段一番近くで接する家族が、自分のやりたいことをめったに応援してくれない(それどころか、たまに自分の自主的な判断を捻じ曲げようとさえしてくる)人たちなので……。
振り返れば、思い切って「人と違う」道を進もうとする時は、無意識に家族の猛反対を覚悟していました。
だから、リアルでもう少し、それこそアニソンみたいに明るく応援してくれる人たちに囲まれてたら、自分ももう少し抵抗なく新しい行動に移れていたのでは。そう疑うことが、しばしばあります。
どんなに他人の応援があっても、リスクのある行動に踏み切るには、結局は本人の覚悟が必要だ、と今は理解しています。
一方今では自分も、ネットでもリアルでも、前より多くの人に応援してもらえるようになりました。
以上の理由で自分も、昔よりは思い切った行動に踏み切りやすくなりました。
だから今日は、自分の勇気を支えてくださる皆様に、感謝を捧げます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます