小説でわからないを避けたいというお話

 4年ぶりのカクヨム……全然わかりません。何か投稿しようかと迷ったのですが、過去の私が何やらエッセイを投稿していたので練習ついでに続きの執筆を行っています。いつもは別のツールで書いてからサイトにコピペしているのですが、今回はエピソードを作成から直接書いてみて、どんな感じかを確かめたりなんかしています。

 4年前の私が書いたエッセイは、なんといいますかフレッシュですね! 今はもうあんな感じの文章は書けないでしょうし、キャラも大分変わっています。言いたいことは伝わりますが、書き方が全く変わってしまってとても面白いです。


 なんとなーくつらつらと書いてみましたが、他のサイトと比べて独特な感じがしてまだ慣れません。ですが、そろそろ本筋を書かないと何を伝えたいかわからなくなってしまいますね。そう、別に私が言いたいことは昔話じゃないんですよ。何が言いたいのか不明なのはまずい。


 “わからない”、それは作品において面白くないよりもよっぽど恐ろしい評価です! これは多分有名な話でしょうね。様々な方が発信していらっしゃるでしょうし、わざわざ私が書いてもな、と思いましたが、それを避けるための自分なりの考えを示してみます。


 ここカクヨムですとキャッチコピーがまず表示されて、タイトルがあってあらすじ、という流れですが、ここの段階でどんなお話か、何があって展開はどうなるのかがわかっていると、読む側としては結構ありがたいです。そんなの当たり前かと思われるかもしれませんが、案外難しいんですよこれが。


 まずはキャッチコピーからのお話ですが、これは正直あまり考えなくていい気がします。内容に嘘をつかない程度に、適当な面白い奴を考えてください。それが難しいのなんてわかってますし、私自身は苦手な部類です。でもね、自分を棚にあげて適当に書くエッセイは最高なんですよ。話が逸れました。

 あくまで私が読むなら、という大前提ですが、その作品の魅力を短くアピールするのがキャッチコピーですので、よほどの面白い(世界観や内容が伝わるような魅力的な)ものでなければ、誰かのセリフは避けたいですね。詳しい書き方は他の創作論に山程ありそうなので書きませんが、その小説の何が魅力なのかを短くして伝えて欲しい~! という欲求があります。もし見つからなかったら大問題ですよ!


 続いてタイトルですね。長文短文色々とありますが、いい感じのやつを考えて書くしかないでしょう。流石に丸投げ過ぎる気もしますが、私って読む時にあまりタイトルを気にしないんですよ。どちらかというとキャッチコピーとあらすじの方で説明してくれればよくて、タイトルは基本作者の好き勝手していい場所だと思っています。

 もちろん、不特定多数の方に読まれたいのであれば、相応のわかりやすいタイトルにする必要があるでしょうね。ただ、そのあたりの解説は……私にはできません! なぜってわからないから!


 最後にあらすじですが、これが一番大切だと思っています。私は読む前にあらすじを見るので、とにかく……作品のあらすじがみたい! ひどい要求なのはわかっていますが、とにかく固有名詞を削れるだけ削ってほしい……! 主人公の名前は最初に書いてほしいし、誰がどんなことをするのか書いておいてほしい!!

 私の言い分だと固有名詞が一番のネックですね。キャラクターの名前、世界観、どんな場所かなどなど、伝えたいことはたくさんあると思います。が、それって本当に全部が全部必要でしょうか。初っ端から覚えることを強いられると、「うお、読む前にこれ覚えなきゃだめか」とハードルが上がるので、極力固有名詞を減らしてほしい。難しいお願い。

 例えば、戦争で生き残った兵士がまずい兵糧を食べたくないのですっごい料理を勉強した結果、才能がありすぎて最高の料理人になって世界中から評価されるお話があったとしましょう。(すっごく適当)

 ここであらすじに、オリジナル歴何年、どこどこ帝国の兵士まるまるがふわふわ王国と戦争をした……ぐらいならまあどうにかなります。が、複数登場人物を書いたりオリジナルの料理名を書いたり街の名前軍の名前王様の名前、と詰め込みすぎるといっぱいいっぱいになります。それは内容で見せてくれればいいので、魅力とあらすじを書いてほしい! わがままでしょうか。でもそこが上手だとキュンとします。


 こんな具合で好き勝手書きましたが、適当に自分の考えを書くのは中々楽しいですね。次はいつになるかわかりませんが、娯楽の候補として覚えておきます。

 このエッセイの話で、わからないを避けたいよね、という話ができていたか。それは私にも……わかりません。冗談です。頑張ったつもりです。

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