第二話 まさかの

「そんなまさか!」


 そう思い、ほっぺをつねってみると、


「あいたたたたたた。やっぱり、今は夢を見ている訳じゃないんだ」


 すると、


「おーい」


「ん? この声は?」


 颯人が振り向いてみると、


「あ、あなたは……。誰?」


「あなたが考えたこのゲームの主人公、オリパラ君じゃないか」


「今日はもう遅いから、また明日来てくれたまえ」


「うんうん。」


 ほほう。やはり、オリ君は、きびしく、パラ君は、優しくなっている。こんばんはそのことについて考えた。

 次の日。


「おーい! 来たぞ」


「それでは、水泳からだ!」


 よおしがんばるぞ!


「あなたにミッションクロールよ! 出来るだけやって見て。」


 よーい!オリパラーン‼ バシャ! バシャ!

 ピリリリリリリリィ!!


「んんあろしゅこひれ2000メートルなのぉ~むにゃむにゃ」


「ん? はーにゃー! 夢ぇ!」


 この物語はすべて七歳の隼人君の夢でした。




 終わり

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本を書け ホワイト シュシュ @mocomocop

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