第58詩 思うこと
“あなたのため”って言われると心が苦しくなる
“世間はそんなに甘くない”そんなこと、嫌という程わかっているよ
だってあなたは知らないでしょう?
学生時代にいじめられて陰口を言われて、死にたいといつも考えていただなんて
だってあなたは知らないでしょう?
頭ごなしに否定されたと感じて、わたしは今人が怖いんだ
また潰されるのは怖いから、心をベールで包み込む
わたしもあなたを知らないよ
だってわたしはあなたじゃないから
あなたはあなたで、わたしじゃないから
どちらが偉いとかすごいとか
そういう話じゃない
親だからとか子だからとか
そういう話でもないんだよ
心配してくれてありがとう
心配しているその気持ちは、きっと本物なんだろう
だけどね
どうしても考えてしまうんだ
あなたはあなたのために、わたしを思い通りにしたいんじゃないかって
そんな風に思って、心が重くなるよ
良くないんだよ
こんなことを考えるなんて
自分がされて嫌なことは他人にはしてはいけない
当たり前のこと
自分が否定されて悲しいならば、他人も否定してはいけないよね
ごめんなさい
ごめんなさい
あなたのため、が怖いんです
怒られることが、怖いんです
怒りの空気、嫌な緊張感が恐ろしい
心がずーっと重くなって
息をするのも苦しいくらい
躱し方が上手くなりたいな
そうすれば、無駄に傷付くことも無くなるだろうから
苦しくて泣きたくて、泣けなくて
今出来ること、やっていこう
頑張り過ぎない マイペースで
わたしはわたしのために、好きだと思える自分になりたい
※こちらをもって、一旦完結とします。
また新たに書きたいと思ったら続けるかもしれませんし、新たに別作品にするかもしれません。
長らくありがとうございましたm(__)m
思いつきの詩 長月そら葉 @so25r-a
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