実ひっちゃんとひっくんの物語

ねこマシュマロ

第1話「もうひとつの物語」

みさきが町を歩いていると、2つのぬいぐるみが落ちていました。

気になったみさきは、近くまで行ってみることにしました。そしたら、2つのぬいぐるみがいきなり動き出しました。みさきはびっくりしました。2つのぬいぐるみは、みさきの方をじっと見ていました。みさきは、目をくりくりさせながら、

「君たちは、誰なの?」

「それは、こっちのセリフだよ」1つのぬいぐるみがいきなり喋ったのでみさきは、驚きました。そして、

「君たち、どっから来たの?」みさきが言いました。

「それが覚えていないんだよ」2人が言いました。

「そっか...」みさきは言いました。

「じゃあ、名前は覚えているの?」

「覚えているよ」2人は、声を合わせて言いました。

「わたしは、ひっちゃん」

「僕は、ひっくん」

「うちは、みさきだよ」3人は、にっこりしました。

そして、ひっちゃんは、今までに起こった出来事を話しました。みさきは、

「ふ~ん、それは大変だったんだね」みさきは物凄く感動しました。そして、みさきは、ひっちゃんとひっくんを連れて、みさきの家に行きました。

「ここがみさきの家?」

「そうだよ」

「すごくきれいな場所だね」ひっちゃんとひっくんが言いました。

みさきは、すごく嬉しそうでした。

「今からご飯作るね」みさきはそういって、台所まで行きました。そして、家にあった、にんじん、じゃがいも、たまねぎを切りました。そして、ぐつぐつと煮込みました。

「出来た~カレーライス!!!」みさきは、ひっちゃんとひっくんにいるところまで行きました。そして、2人にカレーライスを分けてあげました。すると、ひっちゃんは、匂いを嗅ぎました。そして、ひっくんは、普通に食べ始めました。ひっちゃんは、匂いを嗅いだ後、もぐもぐと食べ始めました。

「これ、物凄くおいしいよ」ひっちゃんが言いました。ひっくんは、すでに食べ終わっていました。みさきは、2人がおいしそうに食べているのがとても可愛いと思いました。そして、みさきは、茶碗を洗って、風呂に行きました。ひっちゃんとひっくんは、今日1日のことを考えていました。そして、考えて考えて考えたすえに答えを見つけたときは、みさきが、風呂から出たときでした。

「何しているの?」

「これからのことを考えていたの」ひっちゃんが言いました。

「今日からここにいようと思うの」ひっくんが言いました。

「いいよ」みさきが言いました。

「いいの?」

「うんいいよ」みさきが言いました。そして、みさきと、ひっちゃんひっくんは、みさきの部屋に入りました。そして、みさきは、ひっちゃんとひっくんと一緒にお話をしました。そして、3人は、すやすやと眠りました。

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