穴…穴はあるんだよね…

チャッチャラバベ太郎

穴……誰にでも穴はあるんだよね…


「許さないわ」

私は激怒した。


それは、アナ○を飾りつけるように刻まれたスパンキングとスカピオサの刺青だった。

花言葉は「不幸な愛情」。


「私の蝶の羽に、よくも醜悪な物を刻んでくれやがったわね、今からオトシマエつけて…」

「待ちなさいよ、貴方」

「?な…」

「この美しさが理解出来ないの?ご主人様の高等な芸術を貴方ならわかってくれると思ったのに…よがり狂うあの手つき、そり立つ魔羅様、それらを完璧に私の尻に映してると思わないの?」


それからの事は覚えていない。


気がつけば喋らなくなった脳髄がベットにぶちまけられていた。

つまらない。つまらない女に成り下がってしまった。

あの尻の穴は、私の聖域だったのに。


いいさ、それでも愛していたもの。

なら、同じところへ行こう。


私は部屋の鏡を見ながら、尻を丸出しにして拳銃をア○ルにセットした。


小腸がズタズタになる痛みを初めて経験した。

私は、理性が飛ぶ前に。

ベットの上の脳髄と血のグラデーションの乳房に飛び込んで、頭を拳銃で撃ち抜いた。

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穴…穴はあるんだよね… チャッチャラバベ太郎 @newbook22

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