第120話 何でお祝いが戦争なんだ・・・・?

え?もしかして・・・・俺って戦争に巻き込まれた?


そもそもNハンターなんだから・・・・兵の指揮とか無理無理!


そう思ったのだが・・・・


「大丈夫だ、結局運だよ運!」


国王陛下はそんな事を言って俺を送り出そうと・・・・


あ・・・ガチャするんだっけ?


”お祝いガチャ”


王族が結婚をすると回す事の出来るガチャ。

一度に11連ができる。


今回は・・・・4回?なので44連ガチャ?


まあ・・・最後だな・・・・


「今すぐ行く必要ある?」


聞いてみた・・・・


「そうだな・・・・明日でいいぞ?お前、随分やつれてるからな。」


明日行く事になった・・・・


・・・・

・・・

・・


ここでしっかり準備をしておかないとだな・・・・

まずは・・・・クランメンバー総出になりそうだ・・・・


「親方・・・・明日から全員で出かけるのでよろしく・・・・」


「ああ・・・お前には色々世話になってるからな・・・・俺らで役立つだろうか?」


「わからん・・・・何せ他国との戦争らしいからな・・・・ダンジョン専門にしてた俺らからしたら、畑違いも甚だしいけどな。」


「戦争か・・・・俺ら冒険者・ハンターにも徴兵はあるんだな・・・・」


国が危うくなれば、一般の兵以外にも、冒険者も駆り出される。


今回は駆り出されるのではなく・・・・最前線へ、真っ先に投入といった感じだ。


「しかし・・・・この国戦争してたんだな・・・・知らんかった。」


俺がそう言うと、親方も・・・・


「ああ・・・・俺は戦争しているのは聞いてたが・・・・ローテートとはまるっきり方向が違うし、相当遠い場所での出来事だったからな・・・・」


ローテートとは、多分馬車で二カ月ほどの距離があるから・・・・こうして親方と色々相談・打合せをしたのだった。


・・・・親方との相談も終わり、妻達の元へ。


「・・・という訳で、何故か戦争に巻き込まれた・・・・」


カチヤがそう言う。


・・・・因みに、アルデホンダ王女の夫と言われている人物が、今回と同様の事で巻き込まれたのだが・・・・”運”悪く、生きて戻れなかったようだ。


「ふえーん・・・・まさかの戦争・・・人との争いは嫌です・・・・」


ヘインチェが泣いている。


「泣くなヘインチェ!私が付いていいるぞ?」


男前だなエリーザベト・・・・


「まあそんな訳だから打ち合わせをだな・・・」


そう言ったのだが・・・・


「何を言ってるんですか?それよりヤる事があります!」


何か変だが・・・・?


3人に掴まれ、連れ去られた・・・・


・・・・

・・・

・・


翌日、城にてガチャを。


どうやら出るものを選択できるようだ。


アイテム、装備は間に合ってるからな・・・・


ここは魔法一択だな・・・・


こうしてラーテート王国の命運を決めかねないガチャを回す事になったランナルだが・・・・そんな事は全く気が付かない。


頑張れ我らのランナル!!



●   ●   ●   ●


スニーカー対象に応募するため、此処で完了と致します。


別作品を立ち上げ手続きを投稿する予定ですので、もう暫くお待ち下さい。週末予定です。



新作立ち上げました!


ガチャで成り上がったらとんでもない事に巻き込まれた

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895151928


です。前作第一部とし、今回のを第2部としてますが、別の作品としても読めるようにしていくつもりですので、どうぞ宜しければ読んで下さりますよう、お願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

みんな大好き10連ガチャ!だけど・・・・どうやってそのアイテム用意してるか知ってる? よっしぃ @egu-tyann

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ