あとがき

あとがき


 この度は「流星狩りのアルファルド」を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。


 過去に書いた小説では現代ものを書くことが多かったのですが、過去に知り合いの方から「読んでいると異世界の中にいる感覚だ」という感想を複数貰ったことを思い出し、初めてファンタジーを書いてみようと思い立ちました。


 異世界ファンタジーというジャンルではありますが、魔導機や魔力通信機リンカーといったテクノロジーに加え、銃の仕組みを反映させた魔法など、現代を彷彿させるような謎を多く含んだ作品になったと思います。


 「流星狩りのアルファルド」というタイトルはフィーリングで付けたものですが、主人公の名前に「アルファルド」を使っている作品はあまり見かけなかったため採用しました。


 そこから登場人物全員に星の名前を付け(例外はシュウとスイです)、ホロスであらゆる国の人々が行き交う世界を表現する方法として様々な国の人の苗字を当てはめました。おそらく一番苦労した設定かもしれません。


 この作品を書くにあたり、王道のヒーローズジャーニーを敷いたうえで物語を書いていきました。「行って帰ってくる」という本質を変えない――というルールを設けたうえで纏まるように書き続け、最終的な着地点に無事到達できました。


 本作を書く前は執筆に対するブランクもあり、書き切って完結できるかどうかの不安もありましたが、こうして物語が完結したことで元の自信を取り戻しつつあります。


 最後に「流星狩りのアルファルド」を読まれた皆様にとって、この作品が心の一端に少しでも留まっていただけたのなら、それだけで大変嬉しい限りです。


 本当にありがとうございました。


 結

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流星狩りのアルファルド 浅木大和 @nitoni_mutsuki

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