26話まで読んでのレビューです。
とあるアパートに、隣同士の部屋に住んでいる一組の男女がいました。
1人は料理上手だけどちょっとぶっきらぼうな男性。
もう1人はおいしいものが大好きな女の子。
2人は毎晩、男性のお部屋で一緒にご飯を食べています。
毎晩食事を共にするくらい仲がいいのですから、この2人はもちろんお付き合いを……
お付き合いをしていません。
それどころか、ご飯を一緒に食べる約束は6ヶ月間という期限付きで、次第に迫ってくる「2人の関係の賞味期限」に2人は日々そわそわしています。
さらにさらに、この2人は約束によって、お互いの体には絶対に触ろうとしません。
さらにさらにさらに……
そう、これはただの「おいしいものを食べる仲良しの2人」というだけの話ではないのです。
2人だけの夕食は、毎日ちょっとほっこりするような、ほほえましい会話にあふれています。
毎回毎回、工夫を凝らした食べ物は、どれも実際に食べてみたくなるものばかり。
そして、物語は2人の見えざる過去を少しずつ少しずつ解き明かしていきます。
おいしい料理、
魅力的なキャラクター、
楽しい会話、
知られざる過去、
行き違う気持ち、
とっても具だくさんで濃い味な内容を楽しんでほしい一作ですね。
────晩ご飯。
それは、世界でも必須と言っても過言ではない生活に欠かせないものだ。
そこで、一言。
この物語を読む際は、飯テロレベルでお腹が空きます。
何を言っているのかわからないと思いますが、まずは第1話「オムライス」を見てみましょう。
その日は、必ずオムライスを食べたくなるでしょう(笑)
その日の晩御飯は、手作りでデミグラスソースのオムライスでした(/ω\)
ということで、物語は世話焼きで料理得意、クール系の恭介さん。
控えめで地味な印象だけれど、守りたいと思ってしまうであろう男心を擽る絵里子ちゃん、もといハナコの恋愛ニヤニヤストーリー。
なんでも都会のアパートに住む主人公:絵里子ちゃん。
隣に住んでいる恭介という何も知らない青年ととある約束があった。
それは「毎日一緒に晩ご飯を食べる」というものだ。
この二人の掛け合いがですね、もう~~っ甘酸っぱいっ!!
恭介さんの料理に美味しく、それでいて満足げな表情を見せる絵里子ちゃんも可愛いし、恭介さんのクールだけれど、料理が上手くて、この人もまたカッコいいのですよっ!
ニヤニヤしますが、もう一度念のためいいますが、必ず飯テロされる作品ですので、そこだけご注意を(笑)
とっても素敵な物語ですので、ぜひご覧あれ!!