お父さんと留守番をしていたら、知らないおじさんがきてけんかを始めた。


止めにはいろうとするも、子供がおもわぬことを言います。

まさかの結末でした。

いやぁ、見事なオチです。
某仮装大会なら、思わずランプを二つ付けてしまいたくなるほど。
ほのぼのとした雰囲気と言葉選びと、オチに至るテンポが絶妙なんだと思います。

よく考えたら、これはどんでん返し？
読者の認識をひっくり返すのだから、全く違うということはないと思います。
でも、どんでんなんて呑気な感じではなく、あっという間にひっくり返っている。
まさに、どんでん斬りですね！

竹内まりあさんの名曲。聞いたらオチがわかる？ああ、なるほど。

久しぶりに戻ってきた作者さまの短編真骨頂が楽しめます。

竹内まりやさんの『けんかをやめて』をご存知から口ずさみながらお読みください♬