右肩上がりの上限突破

友人である八白さんの小説作品
八白さんと言えばこれまで狂気の十二年継続妄想日記「うにゅほとの生活」しか知らなかったのだが、本人に頼まれて読んだらとんでもない小説だった
第一章で既にかなり面白く、第二章も安定していたのだが、第三章で急に面白さのレベルが跳ね上がる
第四章に入って「さすがにあの第三章ほどではないだろう」と読み進めていくと余裕でハードルを飛び越え、第五章を「さすがにあの第四章ほどではないよな」と警戒していたらさらに面白く、それが第一部のラストである第七章まで続いていく
自分は本人からデータをいただいて先に読んでしまったが、一気読みは一気読みでもったいなかったかもしれない
毎日更新を待ち、長く楽しむのも読み方のひとつだろう
是非、面白さのレベルが一段上がる第三章まで読んでみてほしい
それより上の読書体験が、必ず待っている