いやぁ~完結しました。カタルシスですね。ってことでレビューを書こうと思い、掲載させて頂きます。
"死の運命と闘う死神と少女の物語"なんです。そして生きるためには綺麗事なんて言ってられないんです!
これは実は本編である
『転送者に優しくない世界で俺だけスタート地点がよかった件~超レア職業「精霊術師」そして冒険者としてがんばるようです~』に繋がる物語なんです。
本編が明るくコミカルな少年漫画のような世界なのに対してこの作品は所謂ダークファンタジーに位置しております。
あ、ちなみに普通の作品の様な予測は意味を成しません。何せ力で捩じ伏せますからね!意味は作品を読んでご確認下さい。
その手にこの作品を取ってみて下さい、面白いですから!
善良な人間を好み、邪悪と理不尽を嫌う死神がいた。
摂理に反した死の選別は、かつて、1つの街を滅ぼすことに繋がった。
仲間の手によって力を奪われた死神は一度はその考えを改めるものの、ある日無垢なる姉妹に不幸な未来を視て、それを姉妹を守りたいと思ってしまう。
それが結果として、世界に死を振り撒くことになっても。
善悪の感覚が狂った少女と、善悪の感覚が壊れた死神が、自分の愛するものを守るために障害を凪ぎ払うダークファンタジーです。
同一世界別作品の前日譚スピンオフなので、そちらが暗い世界で明るい道をゆく話であるのに対し、こちらは暗い世界で暗い道をゆく話。
合わせて読んでも面白いです。