どうしたらこのような美しい文章が書けるのでしょうか。まるで、古い書棚から偶然見つけた本を手に取った気持ちです。読み終えた後に、丘の上に広がる満点の星空があなたにも見えることでしょう。
はじめまして。日常の隙間に隠されたファンタジーを引っ張り出すのが大好きな私です。「こんな出来事あったら素敵だな」「こんな人に出会いたいな」そんな想いで小説を書…
寄宿舎の同室である二人の少年をうお座の魚に例えてあるところが美しく印象的です。お互いに別々の人生を泳ぐことになっても、それは別れではない、なぜなら彼らはちゃんと目に見えないリボンで繋がっているから…続きを読む
タイトルのセンス。意味は本編を読めばわかります。Uターンのお題にそっていて、さすがです。作者様特有の美しい文体、お話は健在です。
主人公とその同室の彼は、同じ魚座だった。 主人公はある日、ドミトリーの規則である「菓子類持ち込み禁止」を破って、アーモンドの焼き菓子を、部屋に持ち込んで彼と二人で食べる。そして、主人公が間もなく…続きを読む
魚座の二匹の魚は、尾をリボンで繋いでいる。それをモチーフにしたお話。不安もあるかもしれない。けれどとある決意を胸にしたふたりの少年が眩しく感じられました。
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