千手観音の憂鬱 ~本当は手は四十二本しかありませんが、何か?~

作者 kanegon

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★★★ Excellent!!!

四年に一度にご開帳となる千手観音。
なにゆえに四年に一度なのか、二十七面たちがわいのわいのと議論しあう物語。
ユーモラスに仏教と千手観音、あるいは人間を描いていて、会話の間合いがとても面白かったです。ショートストーリはなかなかまとめるのが難しいのに、綺麗に最後くるんでいるので感嘆でした。なにより、題材に千手観音を選んでくるあたり、オリジナリティーに溢れていて、作者さまの発想と着目はすばらしいと思いました。似たよう作品をよく読む昨今、自分にも気づかせてもらえるものがあった作品でした。

★★★ Excellent!!!

その千手観音様は、4年に1度しかご開帳されない。
霊験あらたかなその千手観音様は──不満に思っていた。

***

愚痴が人間臭いwww
千手観音様ともあろうお方がwww

まさかこのお題でクスリと笑わせられるとは思いませんでした。

他とは違った視点の『四年に一度』を読みたければ是非。