第2話
あれから家に着いて少しだけ勉強してアニメとか小説とか読んでたけど、あっという間に夜になった。
ふぅ〜もう疲れたし明日の準備してもう寝るか…
「ほら!照早く起きなさい!遅刻するよ!」
ん?もう朝?眠い…え?あれ、7時20分…やばいやばい、なんでこんなに焦ってるかって?それはこの時間にはもう家出てないと間に合わないからだよ
「あ母さんなんでもっとはやくおこしてくれないの!」
急いでベッドから飛び降りる。
「お母さん達も寝坊しちゃったの!朝ごはんお弁当どっかで買ってて!」
はぁまじかよ…急いで髪の毛セットしなきゃ
俺は高校に入ってからずっとワックスをつけて登校してる、なんでかって?それは髪の毛がストレートだし、一応似合ってるって思ってるんだ。
「ほら!早くしろ!髪なんてやってないで早く出ろ!」
うわやべ、お父さんだ。まじでやばい急げ急げ家から学校まで最低でまも1時間以上はかかる
チャリ飛ばさないと!音楽何聴こう…
やっと最寄り着いた…
あぁ、毎回思うけど髪の毛セットしてもチャリこいでて崩れるんだよなぁ、スマホの自撮りモードでも見ながら電車待つか、
よし!やっと横浜だ!急げ!
てかだれか褒めてよ起きてから20分で準備して家飛び出してきて横浜ついたんだよ?いやぁもうこんな思いしたくないね笑
ふぅ、これでなんとか間に合いそうだまぁギリギリなんだけどね早く電車来ないかなぁ…
とんとん。
あれ?呼ばれてる?
「藤井!おはよう!」
「あ、鈴木おはよ!」
あれ?鈴木っていつもこんなギリギリの時間になってんだ、てかなんでか鈴木と話すときめっちゃドキドキするんだ…
「藤井っていつもこの時間に乗ってんの?」
「あぁ今日はね寝坊したんだよね起きたのが7時だったからやばかったよ笑」
「鈴木はいつもこの時間に?」
「うん!そうだよ。あぁ藤井寝坊したんだ笑笑」
「まぁそうだよねこの時間に乗る人あんまし少ないしね」
うん、そうだよなだってもう8時だ後30分で着かなきゃ行けない、あっ電車きた
「あれ、金沢八景?それともその次の駅でおりるのー?」
「今日は金沢八景から学校までバス乗ってこうかな」
「バスなんか通ってるだ、歩きで間に合うかな笑」
「あ!一緒にバス乗ってかない?それなら間に合うよ!」
え?まじ!いいのかな、てかめっちゃ嬉しい!もちろん答えは、、
「うん!一緒に行こ!」
まぁ、あれから最近の学校の話とか部活の話とかしてたんだけど、鈴木って高校では帰宅部だけど中学では陸上部だったみたいだ、あと言ってなかったけどおれはバド部に入ってる。あっやっとバス着いた。
「やばくない?!もう8時30だよ!」
鈴木が聞いてきた。
「あ!確か35分からホームルームだよね?ヤバイ走らなきゃ間に合わないよね笑」
走るの嫌いなんだよなぁ、なんでかって?俺50メートル走9秒だぜ?鈴木は陸部、俺ピンチ笑
「走るの早いね流石元陸部笑」
「藤井が遅いんだよやばいよ〜」
「あ!やっと校舎見えてき、えっと〜今は33分やばいね急がなきゃ笑」
やべぇよ、鈴木めっちゃ早いよ、男が女より遅いってなんか泣けるな。
「ほんとだぁ、まじやばいよ。久しぶりに走った中学のときもうちょっと早かった気がするのに」
あ!予鈴がなった急いで階段登らなきゃ
「やっと四階だ!じゃぁまた今度ねバイバイ」
俺はすぐ鈴木にそう言った
「うん!またね!バイバイ」
あれ後ろ振り向くと鈴木が廊下で待ってろって先生に言われてるドンマイ、俺のクラスに先生いるかな?いたら入れないんだよなぁなんでかって?ホームルーム始まってたら終わるまで廊下で待機なんだよなぁ、はぁ。朝から忙しい…
冴えない高校生 雨宮 沙耶 @doragon1122
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