ルシア、そんな思いを抱えていたなんて。悲しい。
神託が必ずしも当たるわけではないのかな?
作者からの返信
ルシアが一人旅に出るへ至った事情は、結構重たいものでした。神託と言われていますが、実際に関わっているのは魔将軍ですし、本当に信頼できるのかもわからなくなってきましたね……。
誘われた?勘違い?で悩んだり、いつになく口下手になるセスさんがとても可愛かったです。少年少女ならではの初々しさに癒されました!
ルシアちゃんの過去...お兄さんがいなくなってからの日々を思うと悲しくて。だからこそ、似たような痛みを抱えたセスさんに打ち明けられたのかなと思いました。
ところで。
私の相方(読み専)にこのお話を紹介したところ、早速フィーサスちゃんのファンになったようです。笑
作者からの返信
相手の気持ちってわかっていると思っていても、考えすぎると深みにはまるといいますか……^ ^
特に、異性として意識しだすと何もかも自信がなくなることって、ありますよね。セスは元からちょっと自信が弱いタイプなので、ついあれこれと(笑)
家族が責めたりしなくても、ルシアはずっと兄のことで自分を責めていたのですね。でも、悩みが特殊すぎて誰かに話すこともできず。
なので、ここでセスに打ち明けられたのは、彼女にとっても大きなことだったはずです。セスも、自分の気持ちを改めて認識したようです。
わぁ、ご紹介ありがとうございます!
フィーサスは今後もデュークさんと一緒に活躍(?)していきますので、楽しんでいただけましたら嬉しいです^ ^*
少しずつ謎が解けていく中、一筋縄ではいかない環境の生まれ。
ルシアの背負ってるものが想像以上に重く、一人で旅立っていた理由としても十分すぎる程ですが。
セスの中のもう一人も、善人なのかどうかわからないしで。
二人は支え合える存在のような気がするので、ぜひともこのまま寄り添っていて欲しいですね。
作者からの返信
ルシアもようやくここで、自分の境遇について話すことができました……!
ここら辺からチラ見えしてくる、神殿や神託の話は、物語の全編を通して各自に関わってくることになります。
出生時のあれこれのせいで、警戒心が強く自立しようとしてしまうルシアですが、セスなら彼女を支えてくれるのじゃないかと期待してしまいますね^ ^(中の人は危険そうですが)
ルシアさんの過去話でしんみりするべきところなのでしょうが、
少年少女の初々しさが「いいぞいいぞ」と思ってしまいました。
それぞれの過去が明かされて、それを受け止めて、二人の中が進展するのいいですね。
星を捧げさせて頂きますが、レビューはまた読んでから書かせて頂こうかと思います。
作者からの返信
ルシアの警戒心の強さに潜む、家の事情でした^ ^
大丈夫です! セスも、わりとシリアスな場面で少年らしく妄想してたりしますので(笑)
心底信頼できる友人がずっといなかった、というところ、よく似た二人なので、ゆっくりながら進展していく様子を見守ってあげてください!
星くださいまして、ありがとうございました! 嬉しいです!
話数はありますが更新はゆっくりですので、ヤケザケさんの良いペースで楽しんでいただけましたら嬉しいです^ ^
前話で不穏な予感が募っていたので、このお話で癒されました。
これまで読んできて、セスには随所から優秀さというか、そつのなさを感じていたので、ルシアを前にすると余裕なさげで初々しくなるのが新鮮で、とても微笑ましく読ませていただきました。
「ルシアはここにいるよ。温かいし、ドキドキしてて、生きてるってわかるよ。俺は、ルシアに死なないでほしい」
この台詞、とても温かくて、ルシアにとってはとても救いになるだろうな、とは思うんですけど、何だろう……セス自身が自分の行いに少し動揺していて、いつもより語彙が逃げ気味というか、たどたどしい感じも漂ってくるのがさすがだなと思いました。
もちろん、地の文章でしっかり表現するのもとても大事だと思いますし、眞城さんはそちらも大変お上手なんですけど、こういう台詞で、作者が語りすぎず本人の心中を表すのも素敵だなと、学ばせていただいた気がします。
難しいこと(?)は置いといて、とりあえずセスとルシアの空気感がとても好きでした。
二人とも穏やかで落ち着いているから、こういうシーンに本当に癒しを感じます。
これからも支え合って、運命に立ち向かっていってほしいなと思います。
作者からの返信
いよいよアルテーシアの過去が、ここで明らかになりました。セスの中でも彼女の存在が大きくなって、二人の関係も変わり始めます^ ^
帝国で大きな権力を持つ家の末っ子ということで、セスはいわゆるエリート系なのですが、幼少時のこともあってちょっとコミュ障の気があり。まして気になる相手が女の子だと、めっちゃ緊張してどうしていいかわからなくなっちゃうようです(笑)
そういう少年らしさが、二人のやりとりを通じて伝わったのなら嬉しいです。
セスとしては(兄のように)格好いいこと言ってルシアを慰めたかったんでしょうけど、そんなに格好良く決められるはずもなく!
そういうところは、末っ子だなぁと思って書いております^ ^
ここから先〜二十話&幕間までで大きな動きがありまして、一つ目の答え合わせターンになっていきます。新キャラも登場しますので、引き続き楽しんでいただけましたら幸いです!
セスくんの天然たらしっぷり(笑)と、二人の初々しいやりとりを微笑ましく見ていたら……アルテーシアちゃんの背負ったものの、悲しさよ(´;ω;`)
ご家族もみんな、彼女がそんな悲しいことを考えることは望んでいませんよね。でも優しい子だから、自分を責めちゃってたのでしょうね…涙
作者からの返信
そうなのです、アルテーシアの大人や立場ある人物への不信は、こういう生い立ちが理由だったのでした……。帝国としては結構大きな事件だったでしょうから、他所から聞かされる前に両親は二人に話したのでしょう(ノ_<)
セスに対しては(似た境遇という共感性もあり)かなり心を許しているのですが、敬語や「さん」づけが、なかなか埋まらない心の距離を表していますよね。
天然でこんなですから、意識してできるようになれば、距離も縮まる……かな?(むしろ引かれる危険)
『片割れ』とか『割れた入れ物』と扱われてきて、ルシアのみならずお兄ちゃんもきっと複雑だったしツラかったろうなと、改めて。
双子に関してはねぇ、タイムリーだったのでうおお、となりました涙
「双子は忌み子」と言われて、ルシア兄妹のお母さんも更にツラい想いをなさったろうなと思うと、養父さんに連れ出された意味を、二人にはしっかり手にしてもらいたいですよね(^^)
作者からの返信
そうなのです。なので、お兄ちゃんも彼なりに妹を守ろうとして……というのも、後々にじっくりと。
考えてみればこの二人も、男女の双子で養父に育てられてるんですよねぇ。お母さんはいますが、世間知らず&病弱なので、二人にとっての親はやっぱり養父なのだと思います^ ^
改めて、この子たちもほんと良い子に育ちました……(ノ_<)
アルテーシア、その過去はきっつい・・・!
でも、拾う神になった養父の影響もあるとはいえ、良い子に育ったのは本人の生まれ持った優しさや素直さがあるのでしょうね。セスの言葉もちゃんと届いているところを見ると、決して人間不信や人嫌いにはなってないようですし。
作者からの返信
実は、かなり重たい過去でした……!
といっても、神託の解釈次第では意味が大きく変わってしまう可能性もあり、本当のところはどうなのか解らないのですが。
アルテーシアの人格形成に、養父の影響は特に大きいと思います^ ^
どっぐすさんの言うようにアルテーシア自身も変にひねくれることなく素直な気質だったのもありますし。ただ、神殿関係者と思われるレーチェルや、帝国騎士のギリディシア卿に対する警戒が強いのも、こういう過去があるからでした。
セスに対しては、兄似の印象が結構大きく影響してるかも?^ ^
最新話まで追いつきましたo(^o^)o
アルテーシアさんの思いにうるっときました。彼女はずっと自分を責めていたのですね。そんな彼女を支えるセスさんの決意がとても優しく、心強く感じました。
アルテーシアさんの心の傷が癒えますように……
至るところで陰謀が渦巻いているようですね。今後の展開も楽しみにしてます!
作者からの返信
怒涛の一気読み……! ありがとうございます^ ^
ここが第一回目の答え合わせになりまして、次話よりまたちょっと新たな展開が動き出すことになります。週末のんびり更新ですので、楽しみにお待ちいただけましたら嬉しいです!
セスも繊細で優しいところのある子なので、きっとつらい境遇を負ったアルテーシアに寄り添ってあげられるに違いありません。
似た状況にもありますし、ここでぐっと距離を縮められたかと^ ^
はぁぁぁぁ……よきよき(*´Д`*)
屋上で月を背に抱き合う二人、尊い。しかもルシアは過去を打ち明けて、それを守りたいと思うセス。親密度一気に上がりましたね!!
個人的にルシアの割れた爪を見て目を逸らすセスの描写が凄く好きです。普段は見えない箇所を見てしまった何とも言えない感情……くぅぅ、はとりさん上手い!悶える!!割れた爪いいな!推してこ!!
作者からの返信
わーい、ありがとうございますー!
二人きりでゆっくり話せる場所、どこにしようかとアレコレ考えたんですが、最終的に月下の屋上になりました^ ^
セスがなかなか手が出なくって、頑張れーっと応援しながらでしたが(笑)
年頃の男の子なので、女の子の素足は気になっちゃうと思うんですが、ずっと徒歩旅してれば、爪も、割れるよね!
こういう「綺麗じゃない部分」って、ちょっと禁断ちっくなニュアンスあるように思うのでした……^ ^
不穏な情報が次々出てきて、ルシアもまた重い物を背負ってきたんですね。
自らも辛い立場にあるセスが受け止めるのが良いです。二人で支え合えると素敵ですね。
作者からの返信
ルシアにも、一人旅を決意するほどの深い事情がありました。両親が彼女を責めるようなことはなかったのですが、兄の現状を想像すれば彼女としてはつらいところで。
セスはルシアを守ろうと決意したようです! まだまだわからないことは多いですが、似た事情を抱えた二人がお互いの支えになっていければいいですよね^ ^