この作品を読み終えた後、しばらく身動きがとれませんでした。感動が強くて、途方に暮れてしまったのです。涙は出ず、ただ、少しだけ笑顔だったと思います。 本作は、主人公の美波さんが、凛ちゃんという物…続きを読む
言葉でなにかを、物語を綴ることは、時にとても孤独なものだ。純粋に、言葉で全てを描こうとする少女と出会った時、彼女の中の言葉の光はもう一度輝こうとする。これは、物語を作る人が、言葉を取り戻しに行…続きを読む
美波のような人間は、自分も含めてこの世界にたくさんいると感じる。物語を考えて書かずにはいられなくなって、けれど自分の中にあるものが上手く表現できなくて、分からなくなって、止めてしまって。それでも物語…続きを読む
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